男子三日会わざれば刮目して見よ

*男の子は三日も会わないでいると驚くほど成長しているものだという意味、
 人の学業や仕事・人間性などがいかに向上したか、良く見なさいということ。 
 出典:三国志の『呉書』★呂蒙伝」呂蒙(りょもう)が魯粛に言った言葉。 




呉の武将の呂蒙は武芸は達者でしたが、うぬぼれ屋で

人として大切なものが足りず教養や人望が無かったために

「呉下の阿蒙(呉の蒙ちゃん)」と呼ばれていました。

そのことを心配した孫権は呂蒙に学問の大切さを伝えました。

それからというもの呂蒙は真剣に学問を身につけて、

文武共に才能あふれる人物に成長したのです。



あるとき、呂蒙を先輩の将軍魯粛(ろしゅく)が訪ねてきました。

魯粛は知識人としても有名でした。

そんな二人が議論をはじめました。

これまでは『蒙ちゃん』と呼ばれるほど『知』に欠けていた呂蒙でしたが

今となっては知略にも優れ、先輩の魯粛もタジタジです。


「君は武芸だけの男かと思っていたが、見違えるほど成長したものだ!

 阿蒙(蒙ちゃん)などと呼ぶわけにはいかなくなったよ、」


 
と魯粛は呂蒙を褒めたたえたのでした。

すると呂蒙はこう答えたのです。


「男子三日会わざれば刮目して見よ!」

士たるものは、別れて三日もすれば大いに成長しているものであって、

次に会う時には目をこすって迎えねばなりません。


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人は目覚めて本気で取り組めば必ずや報われるものです♪

そして、子どもたちも知らぬ間にどんどん成長して

たまに説教をくらってしまいます(泣)


そんな時には素直に言う事を聞く僕です(笑)