昨日、健康診断の帰りに実家に顔を出した。
（健康診断でとんだボケをかましたのですがその話はまた）
テレビで新潟、福島への集中豪雨のニュースが流れてて
ふと、『日本が大変なのに何もできねぇな～』と
つぶやいてしまった僕に親父殿がこう言った。
いや、わからねぇぞ。
テレビでやってたんだが
阪神大震災にあった時に学生だったという奴がいてな
その時に自分が何もしなかったことを悔いてたんだとよ。
そいつが、結婚して普通に暮らしてたら今回の震災だ。
それまでの仕事を辞めて、被災地の建設会社に就職して
頑張ってんだってよ。
で、休日にはボランティアだとさ。
人間、どんなきっかけで何ができるかわからんもんだぜ～
いつもは意味不明なことをのたまう我が父上。
レディボーデンをボディハーゲンといい
ペットボトルをポトルペットといい
傘をアンブレランという。
『ン』は余計だろ！と正しても『アンブレラン』でよい、と
決して直さない。
たまにまともな事をいう。
無力感を感じてる人や良心の呵責がある人は
今現在のご自分を責めずにいつか必ずと誓い
しかるべき日のために力をつけるのも今できること
の一つなのかもしれませんよ。