僕は男性修剣者の最後から二人目


こんな感じで行われます(薬王院HPの写真より)
$護真舎    Self Defence Academy ~生きる力~



結界の中に4名ずつ入り

順番を待ちます。



何んといいましょうか

自分がまったくの素人という状態で何かに挑戦するというのは

この歳になってくると少なくなってきます。


しかも、作法があれこれあるので間違いやしないか

必死に反復しながら確実に回ってくる順番を待つわけです。


お坊さんは先生、僕は弟子みたい。

何も分からないのでお坊さんと状況に身を任せるしかないわけですから。


ここに来たかったという想いも手伝ってか

滝の前で順番を待つ間、何とも甘美な気持ちに

襲われて他のみんなとは裏腹にぽわ~んとした

それでいて清々しい感覚になりましたよ。


空を見上げては深い深呼吸を何度も繰り返しました♪


いよいよ僕の番。

滝の前で三回合掌しながら頭を下げます。

そして南無大聖不動明王! エイ!

と大きな気合いを入れて滝下の岩に座り

右足を左足にかけてから印を結んでお坊さんの

南無大聖不動明王!という問いに

南無大聖不動明王!と大きな声で返事。

これを3回繰り返した後

お坊さんがお経を唱えます。



僕らはその間、南無大聖不動明王!と

ひたすら繰り返すことになっていましたが・・・


しか~し!


滝を浴びて目を閉じてお坊さんのお経が耳に入って

きたとたん、その美しくも迫力のある声に聞き惚れて

一瞬、時間がピタッと止まってしまい

お経が聞こえている間に唱える南無大聖不動明王という

言葉を忘れてしまいました!

というか、その行為がスパンと抜けて

目を閉じたままお経と滝の音が耳の中に入っては抜けて

いくような感じです。


お坊さんがそれに気付き

南無大聖不動明王!!と大きな声を出し始めました。



ん?(心の声)

お経は?

南無なんたらは僕が言うんでしょ。。。

あらら? 何度も叫んでるぞ・・・


いか~ん!!!

慌てながらも冷静を装い

この数年出したこともない大きな声で

なむだいしょ~

ふど~みょ~おぉぉ!!


突然スイッチが入ったように叫び返す僕。


お坊さんのお経と僕の南無大聖~~と叫ぶ声は

滝から怒号のように響き渡り観光客の人たちもびっくり(笑)

1~2分続いて終了。



あっという間でした。

まだまだ打たれていたかったけれど

なんとも清々しい気分に満足。


まったく寒くも無いぞ。

なんでみんなが震えているのか分からない☆

道衣を着てると痛みがわからなくなるのと似てる(笑)


その後はちゃんと作法通りこなして滝からあがり

行衣を脱水してからお返しして終了☆



みんな各々の想いをもって滝行をしたのでしょうね。

僕はただただやってみたかったというだけでしたが

それもまたストレートで善かったのかなと(笑)


今度はもう少し寒い時期にやりたいと目論む僕なのでした。