数年前に見た映画【スピリット

実在した中国の偉大な武術家の半生が描かれた映画でしたが

そのワンシーンで日本から来た武道家(中村獅童)とお茶をするのですね。

茶の味つまりは優劣について武道家が尋ねると

自然の中に生まれる茶の葉に優劣など無く人間が

それを決めるだけだとフォ・ユァンジアは答えました。


武道家がそれではと話を武術に例えて

勝敗のある武術でもそう言えるのか?と

鋭く切り返すとこう答えました。



あらゆる武術に優劣高低はありません。

あるのは使う者の技量だけです。



この映画は1910年に実際にあった

世界初の異種格闘技戦に突入していくのですが

最後に日本の武道家とフォ・ユァンジアの戦いになります。

闘う者達とは裏腹に主催者の思惑でフォ・ユァンジアに毒が盛られ・・・


そのシーンでも心を打つ言葉がありました。



憎んではならない。

醜い報復よりも自分を磨くことが肝要だ。




みなさんの今日が素敵なものでありますように  sei

雲