叔母の富士松魯遊が、土曜に舞台に上がり

それを見てきました。


そこでの芸に関わる話を後日、聞ける。

これが僕にとって非常に贅沢なことなんですね。


なるほどぉ♪は山ほどありますが

最近は『年齢と芸の関係』の話に僕は食いつき気味です。


芸には齢を重ねないと身に付かない迫力がるということを

実感します。何と言いましょうか、経験による確信とでも

言いましょうか、それを目の当たりにした人たちは

言葉を失い、純度100%の感動に包まれる。


叔母は今年で80になりますが、10歳は若く見えます。

その叔母がこう言います。

『いつ幕を引いても後悔の無いように、毎回最後の舞台と思ってるわ』

いろんな場所でよく耳にする言葉ですが、本当にいつそうなっても

おかしくない人間の現在進行形の言葉は心に入ってきます。

終わりを頭の片隅に置き、自然体で生きる。

そう言われたような気分でした。

僕にはまだまだ見えないものがきっと一言一言の中に存在しているのでしょうね。




そんな叔母は、まだまだパワフルな未来を夢見て生きています。