お客さんの動きの流れを作ってみる
●お客さんの動きの流れを作ってみる
再びコンビニの話です。
以前、入り口入って店舗正面側の窓のところに、雑誌売り場があるのはなぜ?という話をしました。
よくよく考えてみると、コンビニの商品の配置って、どの系列のコンビニでもほとんど同じですよね。
壁際には・・
新聞・雑誌~飲み物やアイスなど~パックジュースやデザート~お弁当~レジ前に惣菜など
後ろを振り返ると、パンや新商品のお菓子が目に付きます。
一方、中央の島の通路には・・・
文房具、アメガム、おもちゃ、定番お菓子、お茶、日用品、カップめん、・・・
なぜ、どこのコンビにも似たり寄ったりの陳列なんでしょうか?
以前テレビで見たのですが、コンビニの天井から映したカメラでお客さんの動きを紹介している話が放映されていました。
1日中そのカメラでお客さんの動きを追った結果、ほとんどのお客さんは、雑誌方面からぐるりと壁際を1周してレジにたどり着くということなんだそうです。
確かに!入ってまず、雑誌方面に行くか、レジ正面方向に行くか、分かれ道ですよね。
でも、レジは最後という心理があるせいか、雑誌方面にお客さんは動いて行きます。
そして、壁際をぐるっと1周して、ちょろちょろと寄り道しつつ、レジにたどり着いています。
なんか誘導されているような気がします。もう、そんな買い方をするのがコンビニでの一般常識になっていて、誰も疑っていませんね。
このコンビニの商品は、壁際に衝動買いしやすいものが置かれています。
逆に、あまり人の流れの無い中央の数本の通路は、目的買いになりやすいものが多いです。
コンビニで文房具を衝動買いする人はあまりいませんよね。最初から買う目的を持っている人が買います。
目的買いのお客さんは、誘導してあげなくても、勝手に商品を見つけますから。
人の流れを作って、その流れに沿って、衝動買いしやすいものを配置。
考えに考えて、作られているんですね。
関連記事: