剣護身術代表 ヒーロ黒木です。

人間が本当に死を覚悟した時、恐怖心は無くなり、とても静かな心になります。

これは私自身が体験して分かったことです。



私が20歳の頃の話。

自衛隊で出会った3人の仲間と、
空手修行の一環で山籠りに入りました。

写真左がヒーロ黒木





その山籠り初日の夜、
なんと数十匹のサルに囲まれたのです。



自分達はテントの中にいましたが、
サルたちの威嚇する声テントが完全に包囲されたのを知りました。

そこはサルの縄張りの中だったのです。




人間の論理が通用しない相手。

一斉に襲われればひとたまりもない。



我々3人は恐怖し、
身体はガダガタと震えました。



しかし、、、

しばらくして「ここで死ぬんだな」と思った瞬間、心の波が静かに収まり、恐怖心はいつのまにか消えていたのです。


死を覚悟した瞬間



「せめて一匹だけでも道連れを」

そう思ってナイフを構えました。


五感は限界まで研ぎ澄まされ、外にいるサルたちの息遣いさえ感じました。



その時に一匹のサルが近づいてきたのです。

勘が冴えわたっていた私は、
直感で「ボスだ!!」と気付きました。




ピーンッと張り詰めた時間

数秒くらいの時間が何十分にも感じられました。




ボス猿がゴーサインを出せば一斉に襲われる。

その時を静かに待っていました。




するとそのボス猿が静かに去っていったのです。

そしてテントを包囲していたサルたちもいつの間にか消えていました。


まさに命が救われた瞬間でした。




次の日の朝、
普段人間の前に姿を現さないサルたちが、
自分達の前で普通に生活するようになりました。



そこで初めて自分達がボス猿に認められたということを知りました。

サル社会に受け入れられたのです。


そうしてサル社会での不思議な山籠り修行がスタートしました。



この経験は私に大きな気付きを与えてくれました。

「人が覚悟を決めた時、静寂なる心となる」



護身術に必要な【心の鍛錬】として丹田呼吸法を指導しているのは、この経験に基づいているからです。


剣護身術の武術トレーニングは、ヒーロ黒木の経験則から生まれています。
男気MAX!!




【追伸】

山籠もりを通じて特殊能力が身に付きました。

前人未到の記録を出しました



◆役立つメルマガ全4回シリーズ
ヒーロ黒木の護身術で危機的状況から脱出!!