剣護身術代表 ヒーロ黒木です。

20代前半、

超人か?

と思える能力を発揮していました。



実は山籠もりから下りた時には、
超人的な体力だけではなく、
「超感覚」も身につけていたのです。


といっても、
本人にしてみれば当たり前の能力でだったので、

あまり「スゴイ」という意識はありませんでした。



では、どのような能力であったのかというと

分かりすく言えば

「映画SP」の主人公が持つ感覚にちょっと似ています。



具体的には超空間把握能力とでも言うのでしょうか。


建物の中にいると、
その空間にいる全ての人間の動きが「観えた」のです。




一人ひとりの細かい動きが上から眺めるように見えました。



これは「護身」とか「ボディーガード」の視点から見ると最高の能力ではないでしょうか?



しかしこの能力は
私が結婚して普通の家庭生活に入っていくと徐々に失われていきました。


おそらく必要が無くなったからでしょう。


人間の可能性を感じさせる経験であったことは間違いありません。




また、山ごもりでは限界を超える鍛練をしていましたので、限界を超えた時の「火事場の馬鹿力」も数回体験しました。


ここで分かったのが、

本当の肉体の限界は、
自分が思っているより遥か先にあるということです。




普通は厳しい鍛練をしていると、
精神の限界が先に訪れて鍛練を辞めてしまいます。



しかし、
それを無視して強制的に続けていくと、
ある時点で「スイッチ」が入ります。

本当に「カチッ」という感じでスイッチが入るのです。


すると不思議なことが起こります。

今まで猛烈に苦しかったものが、

急に気持ちよくなるのです。



本当に不思議です。

そして最後に肉体の本当の限界が来て「落ちる」のです。



まだ九州にいた頃の話です。(30代半ば)

その力を使って前人未到の記録を打ち立てたことがあります。


大分県別府市の鶴見岳(1374.5m)で
毎年1月(大寒)に行われる「大寒がまん大会」の、メイン種目「氷柱しがみつき競争」。


その競技で今までの記録を
圧倒的に塗り替えてしまい、
今後も抜かれることが無いであろう記録を出してしまいました。




優勝者の記録はだいたい1分から2分くらいだそうです。


それを私は、

14分3秒62もしがみついていたのです。

(未だに10分の壁を超える人類は出現していません)





この力は誰でも備わっている能力でもあります。

ただ普段からこんなことをしていると、身体が本当に壊れてしまいます。


私も次の日から数日間、

頭のてっぺんから足のつま先まで、

強烈な筋肉痛に襲われて大変な目に遭いました(笑)




人間にリミッターが備わっているのはやっぱり意味があるんですね。



あれから、
人と力を比べるような世界から遠ざかりたいと思うようになりました。


元来負けず嫌いなため、
そのような状況になるとまたやってしまうことは明白で、
生命の危険を感じたからです。



今後は緊急事態の時以外は、
リミッターを外すようなこともないでしょう。


今ある能力で、
最高のパフォーマンスを発揮していくのみです。

(まさに護身の発想です)


今回は人間にはこんな潜在能力がもともと備わっているというお話でした。


私が特別という意味ではなく、
鍛練次第で誰でもその能力を発揮できるということです。

男気MAX!!



【追伸】

二度とこのようなことをしないと決めたのに、、、

40代にして、
またやってしまいました。

アブローラーで限界突破




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