タグリッソ294日目。


入院中に読んだ本のなかの一冊。

「ガン絶望から復活した15人」

中山武氏著

 

 

その中に、伊藤勇さんという方の話が出ていた。

前立腺ガン・4期、余命3か月と言われた方。

「心の治癒力」でガンが消滅した話。

伊藤さんは、強烈なプラス思考で、「心の転換」をされた。ガンを怖れるどころか、逆に「感謝」された。

なぜなら、交通事故や心臓発作で突然なくなる人もいる。でも、まだ3か月も生きられる。その間に、会社の整理や身辺整理もできる。と。

そして、まず2か月は、会社の整理。その後、1か月は、身辺整理に取りかかられた。

感謝することで、心を安定させられ、ストレスが消えた。がんの痛みもやわらいだ。それ以後、どんどん快方に向かわれる。海外旅行にまで行かれた。

気がつくと、ガンが消えていたという話。

 

伊藤さんの詩「自分を信じる」の一部


 ・・・

きっとよくなる よくなる

落ちこまない、あきらめない、 

投げ出さない

一度しかない人生だもの

 自分を信じ、絶対に、絶対に生きるんだ

自分で治し、明るく、楽しく、

生き抜こうよ

・・・

 

退院後、私は、この詩に自分が克服してしたいことを付け加えさせていただいた。そして、よく見える場所に貼っている。


その詩を見ながら、「心の治癒力」を信じて、治療を続けていきたいと思っている。

 すぐ弱い心になる自分を励ましている。