治療開始までの日記より

 

4月17日(月)

   A病院で脳のMRIをとる。脳には、転移していなかった。

 治療は、B病院で受けることを伝える。

4月19日(水)

 気管支鏡検査を受けるためにB病院に入院する。

 主治医の先生から説明を聞く。

 がんは、胸膜にたくさんちらばった状態になっていた。縦隔リンパ節にも転移していた。

 転移しているリンパ節から組織をとって調べることを知る。

4月20日(木)

 退院する。

4月25日(火)

 右中葉腺癌、縦隔リンパ節転移、胸膜播種とわかる。

 5月8日(月)に、組織の検査結果が分かる。その日から2~3週間入院して翌日から治療を始めることにする。

   痛み止め・・・ロキソニン、トアラセットの他にオキシコドンを追加していただく。

5月1日(月)

 受診する。

 痛み止め・・・オキシコドン増量、オキシコンチン、プレガバリン追加していただく。

 

私の肺がんの症状は、

 主として胸痛である。(治療している現在もレベル1〜4程度の痛みがある。)

 4月の中旬より、右胸の痛みを感じるようになった。

 治療前には、朝は、レベル1程度になっているが、夕方には、5〜6レベルになった。4月下旬になると痛みを和らげるために午後から横になっていた。

 主治医の先生からは、がんが肺の中に存在している段階では、痛みを感じないが、胸膜に播種すると痛みを感じるということを知る。薬物治療を始めると痛みが減ることがあると聞いた。

 とにかく、治療を早くしたいという気持ちが強かった。