なぜサッカー歴の短い選手達が少年時代に県でベスト8まで昇りつめたのか?
走る、球際
これを疎かにしなかったからだと思う。
出来ない日もあったが、大半の試合でそこには感動があった。
いわゆる戦う事が出来ていたから感動が生まれた。
いつからだろう大事な何かをどこかに忘れてきたのは。
いつからだろう負けても悔し涙も流さなくなったのは。
5年生の頃、真夏の八代で人吉の中原に負けて、俺がもう少し頑張れば勝てたと泣きながら走ってた奴がいた事をふと思い出した。
負けて走って何が変わるかといえばそれはわからない。
しかし、負けて何も感じない奴らに明日はない。
人の話にただ頷くだけ、ただ返事するだけ。
そんな奴らに明日はない。
ある選手が、注意した際に返ってきた言葉をきいてショックだったのに加え、日頃の態度を見ていて妙に納得でき呆れた。
一生懸命やってる、俺もきついんだって言ったらしい。
逆ギレもいいとこだ。
一度崩す必要がある。
全てを。
そして身体能力だけに頼らない気持ちのある強い選手を作る必要がある。
もう嫌だ。
こんな惨めな気持ちは・・・