名将 小嶺監督の言葉。

「人間的なものを求める。それは相当変わったと思う。人間変えないとチームは変わらない」

「腫れ物を触るような指導者じゃダメ。今の子供たちが変というのはウソ。それは指導者の言い訳ですよ。悪いのは悪い、良いことは良い。嫌な顔をするんじゃないかと顔色を見るんじゃなくて、しっかり指摘してあげること」


印象深い話があった。

小嶺監督は一流の選手をとかプロを育てたいとは言わない。

とにかく人間性を育てたい。

もう一度全国制覇したい。



要は順序なのだ。

中田英寿や本田圭佑、中村俊輔もしかり。

人間性なくしてはプロにはなれない。

人間性・・・

一言で表現するのは難しい・・・

自分に厳しく周りを客観的に捉え見ることができる。

努力する事を怠らず、決して逃げ道を作り逃げ出す事をしない。

常に感謝の気持ちを持ち続け貪欲に生きる。

その途中、途中に挫折があり多くの悔し涙も存在する。

しかし失敗を糧としまた立ち上がる。

そこにやり遂げたプライドがあり自信が生まれる一つの個がはっきりと生まれ存在する。

いわゆる自分を持つことができる事ではないかと思う。

そんな者が全国制覇しプロになるのだろう。

与えられた時間は平等。

やるかやらないか・・・

やった者だけが熱くなり

やった者にしか見えない景色が絶対にある。

やった者だけが本当の自分に会える。

うちのチームには本気の男が何名いるだろうか。

少なくとも我が息子はそうなるように育てたい。

そんな道を歩かせたいと思う。