3月29日4名の6年生を送る会
保護者の前で素晴らしい挨拶。
成長が見られた。
俺の理不尽な要求にもよく耐え最後までやりとうした4人それぞれに最後の言葉を贈った。
トモヤには「自信」
口数は少ないが、準備なんかコツコツと頑張るトモヤ。スキルもピカ一だった。
選手権の大事な場面でもチームを救ってくれた。
トモヤ、あとは自信だ、自信を持って胸を張る事だ。そうすればまだまだ伸びる、今まで積み上げてきたものは嘘をつかない。頑張れ!
ショウゴには「継続」
一番怒鳴られたショウゴ、一番保護者から可愛がられたショウゴ。
褒められた時のあの笑顔は忘れられん。そして褒められた後、見せるやる気も。
ショウゴ、何事も継続だ。良くも悪くも折れずにやり続けろ、腐らずやり続けろ。
そうすればきっと神様は見てくれてる。きっと報われる。
タクミには「努力」
人並みに全ての事ができるタクミ。なんで俺から褒められないか、怒られるのか納得いかなかっただろう。
タクミ、評価ってのは自分でするもんじゃない、汗をかいて努力してこそ初めて評価って得られるもんなんだ。
お前にはそれができると俺は思っている。だからこそあれだけ怒鳴ったんだ。
今からスタートでもいいじゃないか。もう一度努力してみろ。
そして俺を見返してみろ。それが出来た時、俺はお前を認める。絶対認める。
ジダンには「闘志」
ロアッソのセレクションやトレセンで結果を残したジダン。
それは日頃の努力が裏にあるのは言うまでもない。
そんなジダンにもう一つ望むもの。それが「闘志」
優しすぎて下級生との練習の際もガツンといくものの最後の最後優しさを見せるジダン。
それもお前の良いところだ。俺はそんなのも嫌いじゃない。
でも今から自分自身で選んで進んでいく道は決して楽な道じゃない。
だからこそグラウンドで「闘志」むき出しにして戦う必要がある。試合以外のトレーニングでも。
ジダンに「闘志」が備わればまだ化ける可能性がある。3年後、今以上に凛とした姿になってくれることを期待しているぞ。
昨日話したように俺はこれからはお前達のサポーターだ。
困ったことあったらいつでもグラウンドに来いよ。まってるぞ。
これからのお前達の活躍を期待してる!
保護者の皆様
2年間という短い間ではありましたが、最後まで大事なお子さんを預けていただきありがとうございました。
誰一人として逃げ出さずにやり切った事は、保護者の皆様の理解あっての事だと深く感謝しています。これからも微力ながら子供達のサポートをさせていただければと思います。
そしてもう一人・・・・田端コーチも志望校の関西大学に合格し昨日旅立った。
多忙の中、日程があわず送別会に参加できなかったが、電話で話した際に元気な声を聞けた。
また会える日を楽しみに今後の活躍に期待したいと思う。
以下、メール抜粋
詫間コーチ、こんばんは。
長いこと連絡もせずに、すいませんでした。
私のほうは、ようやく寮の手続きや新生活の準備などがすみ、明日熊本をたちます。
これまで私は多くのことをスクデットで学ばせていただきました。
誠意をもってサッカーにのぞむことや、指導者としてあるべき姿、また謙虚な気持ちを持ち続けること、全ては詫間コーチや保護者の方々から学ばせていただいたことです。
本当にありがとうございました。
これからはスクデットのDNAをもつ指導者として探求心を欠かさず、高みを目指して頑張りたいと思います。
そして必ず進化してスクデットに帰ってきます!
では。
さぁ卒業生、田端コーチに恥ずかしい姿を見せるわけにはいかない。
もう一度気合い入れなおして頑張ろう。
