うちのチームの選手には「勝ちたいなら自主練やんないと」って言う

じゃあ俺は小学生の頃やってたか?

やってなかった

幸運にも仲間に恵まれ小学と高校では県でベスト8まで行く事ができた

高校の時は、練習終わってもとにかく走り、筋トレしボールを蹴った。

負けたくなかったから

じゃあ小学生の頃はやってかなったのに何故?

正確に言うと一人ではやってなかったがボールは毎日蹴っていた

昔は時間さえあれば、家の固定電話がなり玄関に大勢で「遊ぼ~」って押し寄せてきてた


そして、いつも10人ぐらいで、公園やグラウンドでストリートサッカーやってた

その中でも悔し涙ややり遂げた満足感は十分得られていた

サッカー以外の野球や魚釣りなんかもよくやった

同級生ばかりじゃなく下の学年の子達も一緒に

なんでも遊びは近所の兄ちゃん達に教えられたもんだ

そうしてるうちにいろんな事を覚え、サッカーも上達したんじゃないかって思える

遊びの中から得られるものは強い

そのかわり常にガチンコだったが

自主練ってやんなくても自主練になってた




今の子達も遊びはするが大人数で遊んでるのって余り目にしない

どちらかというと親の仲の良さで子供の友達も決まってる様な気がする

これも時代の流れなのか、はたまた一人でも遊べる電子器具の流行りのせいなのか


いつも実家に帰るとボールを蹴ってた社会教育センターのグラウンドを眺めに行く

最近俺もサッカーに対する考え方が若干変わりつつある

もう一度いろんな事を見つめ直す時期に来てるのかもなぁ