先週の練習試合の際の話。

あるチームと対戦していた5・6年の試合を見た後に、そのチームの4年生と対戦する、うちの4年11人と3年ナオタカを集めて話した。

「相手のチームが試合中に文句言ってきたり、汚いプレーしてきて同じ事を相手にやり返したら、今頑張ってる事が全て無駄になるよ。フェアなプレーで勝利すること。これができないならサッカー辞めたがいい。」

5・6年の試合を見ていて相手の言動に引っ掛かった。もちろんうちのチームはちゃんとプレーしてた。だからこそ4年にもちゃんとさせたかった。

試合開始。
かなり言われてたし、削られてたな。
なかには「死ね」って言われた子どももいたらしい。

カケルやトキ、タクトがブロック入れたのに対し
「ファールだろ」って。いやいやナイスプレーだろう。

結果、4対1。折れずにやってくれたが、かなりショックを受けてた。

その後、5・6年ももう一度ハーフレスで対戦。
子ども達に「ガチでいけ」って伝えたら、見事非の打ち所のないゲームで完勝。やってくれた。

最後に4年が別のチームと対戦。
3試合目で体力も限界、さっきの試合を少し引きずってる子ども達もいた。

笑いながら半分マジで子ども達に言った。
「負けたら半年練習試合中止ね。最後までやりきれ。」と。

2対1の勝利。
普通なら落ちるパフォーマンスが、落ちなかった。
気迫のこもったナイスゲームだった。

こんなゲームを期待してた。
少し成長したな。
玉際も前に比べ強くなっている。


しかし、実力的にはまだまだ。
確かに強くなっている。でも、目指す場所はまだまだ先にある。まだ努力が必要だ。


あえて目標は口にしない。
でもはっきりと自分の中ではプランを描いている。

今は急ぐときじゃない。
指導者、保護者が勘違いを起こさず足元を固める時期だと思う。

今の高1を見ていた時よりも確かな自信を全ての学年で感じている。だからこそ焦って間違いをおこしたくないと思う。

いずれ勝負をしかける時期がくる。
その時に笑えるように、今は自分達の力を見極め、共に信じあう事が一番大事だと思う。