今日は鹿本ナイター。

短い時間の中でも充実できた練習だった。

少しずつではあるが、良い方向に変わっていってる選手が多く見られた。

あえて名前は出さないが、明らかにスタイルが変わった選手がいた。
別に前回まで手を抜いていたわけじゃない、しかし、明らかに今日の練習は気持ちが入っていた。

いつもと比較にならないぐらい汗をかいていた。

素直に嬉しかった。

まだまだ粗削りだが、こんな選手を大事に育てたいと思った。

今日は、隣のコートで野球のクラブが練習していた。
厳しい指導がされていた。
でもまぁ~よく走らされてたな。

うちが借りてるコートまで罰走で入ってくる。

おいおいと思いながらスルーしてた。

そして練習終了。4年生が片付けでもリーダーシップを発揮し解散もスムーズに気持ちの良い練習だった。

グラウンド整備もパーフェクトだった。

荷物まとめて帰ろうとしたら、「あれっ?」と思う出来事。隣のコートの中学生野球クラブがさっさと帰っていく。グラウンドは荒れたままだ。

瞬間、グラウンド借りにお願いにいった際の事務所の方の言葉を思い出した。
「サッカーにグラウンド貸すと荒れて苦情がきてこまるんですよ。」
「うちのチームの子ども達はちゃんとグラウンド整備やりますし、私が責任もってやります。」てなやり取りを思い出した。



不思議と野球チームに対してイライラ感はなかった。
逆にうちの子ども達が誇らしく思えた。
最初の日に子ども達に話した。「この環境を当たり前と思ってやったらダメだ。感謝の気持ちをもってグラウンド整備もちゃんとやらないと。出来ないならサッカーやめた方がいい 」って。
うちの子ども達は、素直に俺の言葉を受け入れ、今日も一生懸命グラウンド整備をやってた。

今日の出来事は非常に勉強になった。

当たり前の事ができなくて、選手として、一人の人間として成長できるとは俺は思わない。
こんなんで、良い成績をおさめたとしても・・・


もちろんサッカーでもトップを目指したい。
でもそれ以上に経過を、日頃の取り組みを評価されるチームでありたいと改めて強く思った。

きっと誰かが見てくれている。

いつかきっと良いことがある。

また明日からも頑張ろう。