大した理由ではありませんが、せっかくなので、自分なりの考えを。
私は高校生の頃からバイクに乗りたいと思うようになりました。何故だか分かりませんが、カッコイイとか楽しそうとか思ったのでしょう。
でも、危険だからと親に反対されて、乗れませんでした。
大学に入ってから原付免許は取りましたが、バイクは所有せず、乗る機会もありませんでした。
何人かの友人はバイク通学していましたし、羨ましかったのですが、私は中型免許だけ取得して、バイクを所有することはありませんでした。
でも、まわりの先輩たちがDT125LCやXL250RでヤマハのオフコンやRSタイチ主催のレースに出るとき等に、空いているバイクを借りて出場したりしました。
それは、親に対して「安全に配慮されたコースと運営のもとで、スポーツとして競技に臨む」と説明して、納得してもらえたからです。
もちろんオートバイなりの危険度はありますが、どんなスポーツでも高度になればリスクも増すでしょうし、オートバイだからと否定される謂れは無いと思っていました。
特に、交通事故として若年の死亡事故が多発していた社会問題とは切り離して考えるべきと考えていました。「スピード出したきゃ、出しても良い場所で出すべきやん!」とか「サーキットなら大したことのない転倒も、道路だったら対向車も巻き添えにして死んじゃうような事故に繋がりかねないんだから」って。
そういう理由付けでバイクに乗れるようになったという流れから、私にとってのバイクは、一定のルールのもとでレースに出るとかコースを走る「スポーツの一種」であり続けました。
大人になってからは、「ちゃんと保険に入って安全運転で」と言われながら、ツーリングを楽しんだりもしましたが、林道をカッ飛ばすのは、自分的には何か違う感じでした。(安全に配慮したのんびりツーリングは好きです!たぶん、旅の道具とか、移動手段としてのバイクでありツーリングである。過度のスポーツ性は求めない。(笑))
そんなこんなで、一定のルールのもとでコースを走ったり、たまにはレースにチャレンジしてみたりという形でモーターサイクルスポーツを楽しむお客様のサポートができるようにと考えている次第です。