ネットで弦高調整を調べていると、結構自分で弦高調整している記事を見るので、私も手持ちのウクレレの中でも安物の使用頻度の低いヤツで、試しにやってみました!!
今回の記事は、それのレポートになります。
それではレポート開始!!
⦅WARNING⦆
ここからの記事は、大した知識の無いワタクシがネット情報と自分の経験をミックスして書いているので、全てが正しいとは限りません!!参考にしてみて何が起こっても、当方は一切責任は負いませんので悪しからず
それでは、作業レポート開始!!👨🏭
今回いじったのは
・サイレントウクレレ(電池入れてケーブル繋ぐと音が鳴る、サウンドホールの無いやつ)
・ソプラノのアラモアナ
・Amazonで3000円台で買ったコンサート
以上の3本です。
一言で「弦高を下げる」と言っても、なかなか奥が深い!!
弦高が高いのにもパターンがあって、それを見極める必要があります。
①1フレットを使うコードを押さえるのに力が要る。(=指が痛くなりやすい)
・・・ナットを削る。
②ボディとネックの接合部辺りをストロークしている時に、やたらと指が引っ掛ける。
・・・サドルを削る。
③とにかく弦高が平均的に高くて、弦から指を離す
時に音が「みよょん」って鳴ったり、音がビビったりする。
・・・バランスを見ながらサドルもナットも削る。
今回手を加えたウクレレのうち、サイレントウクレレは①番の症状。
アラモアナは②と③。
Amazonの安物は①②③の合わせ技でした
作業は基本的に「ナット」や「サドル」を削ります。
ナット・・・ネックの所にあるヤツ。弦が張っている頂点が当たっている部分のペグ側。接着されているものが多い(らしい)。
サドル・・・ナットと反対側の弦の頂点。ブリッジに刺さっているだけの物が多い(らしい)。
症状①のサイレントウクレレはネックの溝彫りだけで済みました。
写真を見ての通り、溝らしい溝が掘ってないんですよね💦
結局、1~4弦まで全部溝を掘りました。
弦は完全に取り外さずに、緩めてズラすだけで済ませて・・・。 多分外した方が良いのでしょうが
#350の耐水ペーパーを二つ折りにした物(折り目はしっかり真っ直ぐに!!)で、1弦と4弦の溝を。2弦と3弦の溝は二つ折りの耐水ペーパーの間に0.5mm厚くらいの金属定規を挟んで削りました。
え?なんで場所によってやり方変えてるのかって??
弦の太さが違うからです ←ドヤ顔する程の事では無い
弦が普通に張ってある状態だと、ナットからペグの方へ弦は下がっていってます。 なので削る時も少しだけペグ側の方に下がるイメージで削った方が良いようです。
あっ!!削る前に、ナットの両サイドをマスキングテープを厚めに重ね貼りして養生してください。手元狂うと大事なウクレレが傷物になりますよ
そして弦の下面から1フレットの上面まで約1mmに統一。
⚠ここで注意⚠
今回の私のウクレレが1mmに合わせたからと言って、全てのウクレレが1mmが良い訳ではありません!!
サドルの高さで、2フレット以降の弦高が決まります。
⦅例⦆
12フレットの弦高が4mm、2フレットが1mmだった場合、その差は3mm。
単純計算でフレット1つ移動する度に弦高が0.3mmずつ変動しますよね?
12フレット-2フレット=10フレット(間に在るフレットの数)
3mm÷10フレット=1フレット事に0.3mm差がある
って事は12フレットの弦高が適正と言われている2.5mmに合わせたとしたら、フレット1つ事の弦高差が0.15mmしか無くなるという訳です。
試しに2フレットの隙間を見ながら1フレットを押さえてみてください。
ね? 結構2フレットも下がるでしょ?(当たり前のことを・・・)
弦を横に弾くならともかく、アルペジオみたいな弾き方で弦を縦方向にはじくとしたら、弦の振動する振れ幅で、他のフレットに干渉してビビり音が出る原因になりかねません。
ナットもサドルも削り過ぎたらダメ!!
m9( ゚Д゚) ドーン! ←また当たり前の事を
残り2本のウクレレは、上記の理由から先にサドルの高さ調整が必要でした。
用意したのは下記の通り。
・弦高を測るためのゼロから目盛の始まる定規。
・写真左上の自作の道具
・耐水ペーパー#350と#600
と、ここで長文になっちゃったので、続きは次のブログにてレポートします(๑•̀ㅂ•́)و✧