産後だからこそ、体と心の快適を。 -154ページ目

産後だからこそ、体と心の快適を。

マドレボニータ産後ケア 中目黒・武蔵小杉教室 インストラクター 井端梓のブログです。

この2か月、私がマドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター養成コース11期生として学ぶ中で、
驚き・疑問に思っていることがあります。

それは、かなり昔から養成コースの基本的な学習内容が変わっていないのではないか?!ということ。

今インストラクターの先輩方が、9年前に全く同じ課題の動画をyoutubeに投稿しているのを発見してから、その思いが強くなりました。

で、答えはたぶんYESです。

もちろん、毎週配信の直前まで課題内容に手を入れてくれている先生方がいらしゃったり、
試験以外すべてオンラインで受講可能になったり

(葉子先生が「私が受講した10年前は、通い式だったわー」と教えてくれてびっくり)、
細かい点や形式は更新・改善が絶え間なくされていますが、
基本的なボールエクササイズ、セルフケア、シェアリングの学習内容は変わっていない。。

それを確信したのは、
マドレボニータ代表の吉岡マコさんが書かれた
「産前・産後のからだ革命」青春出版社 (2007)
を読んでからです。

これは、
産前・産後の体作り、心の持ち方、セルフケアが「美しい母」になることを主軸にまとめられている、
妊娠・出産のバイブル的な一冊です。

基本的な内容は以下なのですが

「産前・産後をハッピーにすごすための5つの柱」
①バランスボールプログラム
②セルフケアの基本 
③妊婦のセルフケア&トレーニング
④産後のセルフケア&ボディメイク
⑤産前・産後の痛みを癒すセルフケア
(P18より引用)


読んでいくと、びっくり。

初版が出版されたのが2007年。
それから10年以上経ったいまも、本の内容と全く同じことを、産後ケア教室で教えている。
だから、私たちインストラクター養成コース生は、この本と同じことを、いま学んでいる。

本当に、そうなんです。

唐突ですが、携帯電話がここ10年でこんなに進化を遂げたわけです。

※写真は以下のウェブサイトよりお借りしました。

https://www.technotification.com/2015/01/10-years-of-mobile-technology.html


 

この変化の激しい10年に、変わず有効産後ケメソッドを生み出した吉岡マコ代表、すごい・・。

でも、どうやって??

ネットを探すと、以下の記事でマコ代表が
「1998年から産後女性の心と体のヘルスケアプログラムの研究、開発に取り組み、
「産後のボディケア&フィットネス教室」を全国で展開」するまでの紆余曲折を知ることができました。
https://drive.media/posts/6567

メソッドの開発については詳しく書かれていなかったけど、
1998年から、まだ産後ケアがなかった社会で、マコ代表が、一からつくってきたんだ、ということがわかりました。

この、本書の冒頭にも、
「何もないなら自分たちでつくろう」と、産後の女性の心と身体に必要なプログラムを開発し、改良に改良を重ねてきました。」(引用:P3)
書いてあります。

たった1行で書いてありますが、この1行のことをするのに、一体どれだけの時間と労力が費やされたのか。
とにかく今私は感謝して、学ぶしかないんですが、できたらこの開発過程を追った「革命前夜」本を読みたい、無いならマコ代表に直撃インタビューがしたいです。


そして巻末には「協力者」として、高橋葉子先生、吉田紫磨子先生、野田カオリ先生、山田麻子さんという、現役インストラクターの皆さんを含むお名前が。
一緒に改善を重ねてきた方々が、今も教えている・・本当にすごいなあ。

そして、この本にはエクササイズやセルフケアの中心になるものとして
「美しい母」という思想が書かれています。

「母となったいまこそ、うわべのキレイさだけでなく、内面的にも人としての美しい生き方を追求したい」(引用:P14)
「産前・産後は”清濁あわせのんだ美しさ”を身につける、自分育てのチャンスでもある」(引用:P64)


すべて、いまでも認定NPO法人マドレボニータの基本となっている考え方です。

NPO・NGO業界では、「新しい団体」として捉えられがちなマドレボニータですが、
実はその活動は20年前からブレることなく連綿と続いてきているんだ、
そしてきっと自分もその媒介者の1人なり、そこから何が見えるのか、楽しみ・・
ということに改めて気が付いた1冊でした。

次回はもう少し内容に触れていきたいと思います。

 

本は、以下のような電子版もあるので、まだ読んだことのないかたは、ぜひ。