(娘の経食道心エコーの検査入院があったり、体調不良があったり、その後ハードな登校拒否があったりで、ドタバタしていました。
追々記事にしていきたいと思います。)
私の地元や、今の娘が通う小学校(のある地域)では、給食を完食することを善とする指導が行われているのですが、夫の地元では行われておらず、その指導には地域差があるんじゃないかと思った、というところまで書きました。
私の地元は、古くから定期的に飢饉が発生しており、それはそれは筆舌に尽くしがたい状況にあったそうです。
山がちの海無し県で、田畑に適した土地も少ない上に、活火山まで擁しており、ひとたび災害が発生すると、途端に人々の命に関わる危機が訪れたのでした。
少しでも食べるものをと、虫食(イナゴやハチの子、ザザムシなど)の文化もあります。
ちなみに、私が初めてイナゴを食べたのも給食でした(笑)
もちろん、お残しは許されなかったので、清水の舞台から飛び降りる思いで食べたものですが、意外とというかガチで美味しかったです!
大人になってからも、イナゴの佃煮を居酒屋なんかのお通しで食べたりしますが(多分冷凍…)、給食で出たイナゴが一番美味しかったなぁと思い出します。
丸々してて、プリプリでした![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
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学校行事でイナゴ捕り大会があり、全学年総出で、午前いっぱい使ってイナゴを捕りまくるイベントもありました。
沢山捕る子はスーパーのビニール袋に3袋めいっぱいとか捕るので、その日のヒーローとして君臨してましたね👑
もちろん、それが数日後の給食に供されるわけです![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
![愛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/609.png)
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田んぼから害虫がいなくなり、食べ物にもなり、一石二鳥なのです✌
丁寧に下処理されて、甘辛く味付けしてあり、カリッとした歯ごたえで、とても美味しかったです(食感としてはエビに似ています)。
ちなみに、イナゴは頭から食べます。
後ろ足は下処理で取るものなのですが、残ってるものもあったり、喉に引っかかったりもするので!
ハチの子やザザムシは、私の父の好物ですが、正直言うと、その世代くらいまでしか食べてないんじゃないかなぁと思います。
(今となっては、珍味扱いで高級品みたいになっているので…)
えーと話がそれたので戻しますが、私の地元も今の居住地も、耕作に適した水源がなく、ど根性で何年もかけて用水路を通したのですが、そのおかげでやっと安定した収穫が得られるようになったんですね。
で、その用水路灌漑事業を逸話として語り継いでおり、小学校の社会の授業で習ったりフィールドワークしたりするんです。
それくらい、食べることに困る時代が長く続いたのです。
結構そういう逸話が残ってる地域も多いんじゃないかなぁと推測します。
(余談ですが、本当に何百年も語り継いでいるので、アフガニスタンで故中村哲医師が、それこそ言葉の通りに身命を賭して取り組んだ灌漑事業を尊さを思います。
用水路の完成を、誰よりも見届けたかっただろうと…)
またまた長くなったので続きます。