僕らが行った頃はこんな綺麗な?店はあまり無かったと思う。
前回熱湯消毒した店の前には、檻が一杯あって中に色々いた。
鶏が一番多くて4羽、ウサギが3羽、猫が2匹、赤犬が一匹。
猫や犬を食べるのは聞いていたが、実際に見るのは初めてだった。
特に「赤犬」。
背中を向けてジッと佇んでいる。
余りに僕らがワーワー言っているので、犬が振り向いた。
「え、僕を見てるの!!」とビックリした顔をした。
犬も判るのだ。
自分が食べられてしまうかもしれない事を。
さすがに、「犬は無理」と皆が言う。
じゃあ「猫は?おいしいよ。」と勧められた。
で、犬の上に居る猫を見た。
「にゃー」と猫が可愛く鳴いた。
「無理無理!!」という事で、とりあえず「ウサギ」で落ち着いた。
そこで「ウサギ鍋」なるものが出てきた。
我々は中国の食事作法をあまり知らない。
だから「南君、出された物は全部食べるぞ!」と先輩に言われるがまま
皆も美味い、美味くないは別にしてとにかく鍋を空にした。
すでに戻しそうな状態で「やった、食べた。」と安心したのも束の間、
相手の社長がすぐにもう一つ鍋を注文していた。
キャプテンが「少し残さないと、ドンドン出てくる」と、初めて知った。
紹興酒とウサギ鍋ですでに意識が朦朧としているが、
半分くらい残して収まった。
とにかく色々食べました。
ヘビは鍋は生臭かったけど、から揚げは美味かった。
犬は煮つけのような物がでて、食べた後に聞いた。
豚と牛の間くらいの感じ。
皆食べた後に「うわー犬食べちゃったよ。・・でも、美味かった。」と。
あとラクダのコブの皮、当然さそり、ヤドカリの物凄く大きなやつを
茹でて内臓の袋をそのまま。でもこれが「かにみそ」と同じ。
この頃から、「香草」「黒酢」などにも慣れてきた。(マヒしただけかも)
ただ油を使っている炒め物が多いので胃が持たれる。
だんだん自分が食べる種類を皆決め始める。
チャーハン、焼きそば、茹で海老、スープ類。
これだけ食べていれば、腹を壊すことはない。
チャレンジして色々食べると、翌朝トイレから出られない。
でも、やはり「水」と「生もの」には絶対に気を付けないといけない。
あるとき、台州から車で上海に帰る途中で杭州の五つ星のホテルに泊まった。
明日は上海から飛行機に乗って帰るだけ。
少々気が緩んだのだと思う。
その五つ星のホテルの最上階に「日本食レストラン」があった。
綺麗な「刺身の盛り合わせ」もあったので、そこに決めた。
久しぶりの日本食と刺し盛り、ビールで盛り上がった。
私は刺身の「マグロ」だけは食べた。
他の人達は白身も「美味しい」と言って食べていた。
その翌日の朝、事件は起こった。
2名が顔面蒼白、トイレから出られない。
お尻から水ばかり出ると、最悪の状態。
とにかくトイレ休憩を増やしながら何とか空港へ。
なんとか日本に帰った。
その話を知り合いの中国の女性に話したら
「南さん、中国で取れる魚はほとんど寄生虫がいるから、生は絶対ダメ」と。
僕は白身があまり得意ではなかったのが幸いしたが、あの二人は悲惨だった。
何度もおなかを壊しながら色々食べた。
最初は嫌いだったパクチーも白酒も今は無いと寂しい。
スープは色々な種類が多くて、どれも美味い。
辛い物は徹底的に辛いので、当然のように腹をやられる。
が、基本的に中国料理はおいしいです。
でも、清潔なお店を選びましょう。
また、水も外資系の水を確認して買いましょう。
ではでは・・・
