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スクラップマスターのブログ

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先日、現在13もの工場、会社を経営している社長と久しぶりに会いました。


廃棄物に関してはほとんどの許認可をとり、何でもチャレンジしています。



彼と出会ったのは20年前、その会社の専務としてやっていたころ。


中国にも2度ほど一緒に行きました。



その頃は、車の解体も行っており、金属の売買もしながら

廃棄物処理に方向を向けている状況でした。



現在の金属原料、雑品などの価格低迷、プレイヤーの多さ、

見積もりの価格の高さ、一体どうやって利益を出すのか?


そんな話をしていました。



で、彼が現在のような「廃棄物」に目を向けた理由がこれ。


「鉄などの仕入れを競争するには、秤をゴマカスことが当たり前。

これに関して、非常に違和感があり、やりたくなかった。」



「だが、産業廃棄物は引き取り代金は請求できるし、8m3のコンテナで

重量でも、m3(立米)でもお金を請求できる。」



「実際に来た廃棄物は8m3でも押さえると、大幅に減るし

中には金属も多く入っている場合もある。とにかくお金を貰える。」



要約すると上の3つですね。



金属の売買は「仕入れてから、売る」。その売買差で稼ぐ。



昔は価格も安かったので、利益率も良かった。


現在お互いを叩き合い、負けまいとやるけど、実際はどう?



「売ってもいいよ」と言われても、価格が高い。


現在の相場では、抱えて相場が上がるのを待つしか手が無い。



実際にこの業界の昔は(現在はどうだろう?)、秤をゴマカスのが

当たり前。


買うときは「高い」、売るときは「安い」と言えば成り立った。



ダライ粉(鉄の切粉)にスケール(溶断の際でるカス)や、研磨粉を

混ぜるのは当たり前だった。


尚且つ、その上から油をかけていた。



そして魔法のプレスが存在する。



四方をブリキで、ダライ粉を巻いたプレス(側巻きプレス)。


実際は粉の飛散や崩れるのを防ぐためだったのだが、

「中身」が見えない。


つまりそのまま「炉」に入れてしまうので中は知らない。



ギロチンを使っている会社は、相当量の土砂やコンクリートガラ、

その他のゴミが出る。


多く扱っていればその処理費用も膨大な筈だ。



でも知り合いの中堅会社は、ほとんどゴミ代がかかっていない。



現在は側巻きプレスはメーカーが受け取らないので作らないが、

ドラム缶に上手に入れている。



これだけやっても利益もでない。



先ほどの「廃棄物会社」の社長か言ったのが


「ごまかしで成り立っていたら、会社の将来は無い」と。



だから必死に勉強して、すべての廃棄物に対応できる許可証を取った。



で、営業マンも多く使いエリアも拡大している。


エリアを拡大すると、必ず摩擦が起こります。


でも、会社の規模、付き合った方がメリットがあれば、

協力し始めて摩擦は無くなります。


ただ少し時間が必要ですが。



昨年呼ばれて、「南さん、陰でも表でもいいので、営業してください。」


「キチンと手数料払いますので」と言われたので色々やってます。


現在は廃棄物だけで、数千トン。


解体業もバンバンやっている。


とにかく廃棄物に関しては、先頭を走っている。


それ以外の仕事にも貪欲である。



現在の金属原料だけやっている会社。


特に最近の「金属屑商、収集運搬」しか持っていない会社は、

当然歴史が浅いのもあるが、打つ手がない状況。



救えるのは、荷物が潤沢にあり、相場が安定しており、

競争相手が昔のように少ない状態に戻った場合のみ。



無理でしょ。



とくに「有価物」として「許可証」なしでやってきた「再生プラ屋」。


これだけ原油が下がれば仕方ないのと、中国の環境問題がひどいので

上の写真のようなものは「絶対に受け取らない」時代になりました。



僕が一番最初に中国向けに送った荷物は、汚いプラのプレス物だった。



でも何故これが売れるのか、不思議で仕方なかった。



最大の理由は、人件費が安かった事。


でも、当時民工が1万円/月が8~10万円/月になったら無理。


あとは中国の環境問題が超深刻なことも原因です。



このままだと、数億人が色々な病気で倒れていきます。



でも、統計とか新聞、テレビでは絶対に表に出さない。



凄い事故に遭遇しても、翌日の新聞やテレビで絶対にやらない。



日本ならヘリコプターが数台飛んで、記者が押し掛けるような事故でも。



運転手に聞いたら、「中国で1日にどれだけの事故が起きてるのか判るか?

いちいち記事にしてたら、どれだけの紙面があっても足りない」と。


中国が環境問題で大きく動いているのは事実です。


ここらへんも商売の種です。



いつまでも10年前の仕事を、10年前の方法でやっていても

絶対にダメに決まっています。


少し前まで、10年一昔と言いましたが、5年一昔です。


IT関係の人は2~3年で時代が替わっていると言います。



何とかそれを認識することからですね。



ではでは・・・




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