久しぶりに雑品輸出に関わっていました。
大体1000トンで出しますが、このうちの100トン程集めました。
家庭用エアコンはダメなので、工業用エアコンと工業雑品が
主体です。
でも、相変わらずの品不足、取り合い、価格競争。
今回は古くからの知り合い社長の好意で集まりました。
同業に色々聞いてもため息ばかり。
1年ぶりに東京の同業商社から電話。
「どうですか?」
「何も変わっていないし、悪くなるだけだね。」と。
「そうですか・・・、こちらも同じで、皆どうしてるのかな?」と
思って久しぶりに電話くれたそうです。
この1年半くらいで相当体力が落ちている。
年初に「在庫は売らずに建てに銅70万まで持っている」と
言っていた社長も、全く元気ない。
社員が10名ほどおり、ヤードも本社も重機もある。
月間1000万円ほど経費で必要と。
どうやって1000万円稼げるの?と聞けば。
「今は稼げる訳ない。耐えるしかない。」
名古屋の大手鉄屑屋は、今までは「量」に拘ったが、
これからは「質」、要するに「利益」が絶対に出ないものは
「買うな!」と社長から指示が出た。
「装置産業」は大変です。
利益が出る物を沢山加工しなければいけない。
でも、ほとんどプレミアムなどは付かない。
良くて、「あなたの会社の物は優先して買います。」程度。
とある役員の方が僕に言いました。
「南さん、これからは安くていい物を提供しないと
メーカーが買ってくれなくなる可能性がある。」と。
例えば「鋼ダライ粉」に昔はスケールや、バフ粉も混ぜていたが、
今はバレたら「取引停止」になるから、皆おっかなビックリ。
でも「混ぜる」事は無くならない。
昔船で「東京製鐵」他に出していました。
「検収」というもので、その荷物の価格が出ました。
トラックの場合は10~25トン程なので、上で見ていれば
大体の検収は済みます。
それでも「印象」を良くするために、上に良い荷物を載せて
いわゆる「お化粧」をしました。
また、検収員の方たちと「食事でも」等色々ありました。
当然やり過ぎれば、問題になります。
現在はほとんどなくなっていると思いますが、
昔は「飲み食い」で便宜を図ってもらう事もありました。
船は1000トンですから、検収がほんの少しでも良くなれば
結構な金額になりました。
接待する方は必死です。
向こうは笑っています。
今回の雑品輸出ですが、関東でも中部地区でも
「輸出前検査」が非常に厳しくなっています。
私の感想だと、形のあるエアコン(家庭用・業務用)は
壊さないとダメで、外側のプラスチックが見つかると
徹底的に調べられます。
家電4品目以外でも「小型家電」も言われます。
とにかく「プラスチックが入っている事がおかしい。」
こんな見解になってきてます。
だから、今までは引き取ったり、持ち込みは直接港でしたが、
その「文句言われる可能性のあるもの」は、事前に処理を
しなければいけない。
つまり余計に経費が掛かってしまいます。
中国では「鉄・プラ」はとにかく外してくれと言います。
加えて原料価格の低迷、民工の価格上昇。
日本での買い入れ競争。
アメリカの鉄製品の関税強化等。
やはり暫くはこんな状況かなと思います。
でも、リサイクル全般で、解体もやる、その他の業務も
増やしている会社は頑張っています。
やはり強いのは
変化に対応できる会社・人達なのかなと思います。
まだまだやらなくてはいけないことが多いです。
※先日載せた「発電機・エンジン」が商売になりそうです。
これからは中古品・雑貨などの訳ありを扱った方が
効率は良いのかな?など、考えております。
インターネットを使って稼ぐことも同時並行で行っております。
9月中に別サイトを最低10個作って「仕掛け」て行きます。
空いた時間を無駄にしない為に。
ではでは・・・
ご連絡は
スクラップマスター 南
