お金になるスクラップ屑とは?
一番お金になりやすいのは、銅ですね。
でも銅と言っても色々あるし、銅が中に入っている
もので、思った以上に高い物もある。
でも、やっぱり電線屑かな?
なぜかと言うと、電線は色々な種類があって
製品は高いけど、スクラップになると安いというのもある。
非常に簡単。
電線の中にある銅の割合(歩留まり)で価格は決まる。
そして中の銅線が赤い色の物か、白っぽいメッキの物かで
価格は変わる。
でも、電気屋でもあまりよく判っていない。
銅は国際価格で決まる。
LME(ロンドン金属取引所)で価格が決まる。
当然ドルで決まる。
現在1トン(1000kg)の銅は建値(基準値)で780,000円くらい。
でもこれはドルを日本円に換算した価格。
だから円安になると見かけでは(日本国内では)価格は上がる。
でも逆に円高になると価格は下がる。
でもこれは電気銅という、銅鉱石から電気分解で作られた
99.9%の銅。これの基準値。
スクラップで一番高い物は、太い銅線を剥いて、中身が赤い銅線が
一番高い。
この価格は大体、先ほどの基準値の建値×0.9位です。
つまり現在だと780,000円/1トンなので780円/kgの建値の
780×0.9=702円/kgです。
電線の中の歩留まりの良いものだと、80%くらいあります。
だとしたら、80%の歩留まりの電線は702円×0.8=561円の
価値を持っているのです。
でも、実際はこれを剥かねばならないので、その手間賃を
引きます。大体1kg20~30円くらい。
だとしたら80%の歩留まりの電線は702円-30円=672円くらいの
価値はあります。
でもこの操作、売るのは業者が内内でやります。
一般の人には言いません。
だって儲からなくなってしまうから。
だから実際は80%のものでも75%くらいで計算して、さらに
基準値を下げます。
そして量が少ないと安くなると言い、安いうえに
更に安く買おうとします。
そうすると、702円を650円くらいにして80%を75%くらいです。
すると650円×0.75=487円。
先ほどの計算だと561円。74円/kgも違います。
74円だと10kgで740円。100kgで7,400円も違います。
100kgなんて乗用車でも平気で運べます。
それで7,000円くらい違います。
ヒドイところだともっと安い。
買ってやる。そんな感じ。
皆さんは騙されないで下さい。
次回をお楽しみに。