週末は石川にいました。
白山登山に行ったのですが、天気が悪く、サウナの中でレインウエアに身を包んで登山しているような状態で、たった2時間強の避難小屋までの行程で、むこう3ヶ月分の汗をかいたというwww
久々にフル装備の荷物の重さと悪天候に心が耐えられず(涙)、友人と撤退を決意。
本日山業の記録のサイトのヤマレコ を見たら、29日の翌日は荒天の予報だったにも関わらず、予報が覆ってご来光も観れて、早朝に限っては予想が外れていた格好です。
実は今、運勢的に八方塞がりな状況でして。。。
ほどきの時期なのか、逆回転している感覚です。
それを様々な局面で、形として見せられた3日間の北陸の旅となりました。。。
運が悪い時は、グラウンディングができておらず、無意識で焦っていて、頭に気が上がっているので、直感も外れますね。
3日目はとにかく気を腹に落とすことに集中してました。
とりあえず、去年の絶景を揚げておきます。
来年は晴天で同じ友人とリベンジします。
北陸の山々は、お天気に関しては勝率五割というのが私の体感です。
撤退して金沢に戻ってきてお風呂に入って、友人はその日に帰ることにしたので、一緒に打ち上げをやっていたのですが、彼女も去年は運勢が最悪だったらしく、「でも神社でお祓い受けて変わった気がした」と。
もともと気多大社か福井の平泉寺白山神社に行こうと思っていたのですが、海岸沿いをドライブになるかもしれない気多大社に、翌日は行くことにしました。
日が変わってみれば、とんでもない晴天www
サンデードライバーなので運転に慣れておらず、金沢から「のと里山海道」を使わず国道で行ったのですが、海岸は見えませんでしたがほぼ直線でした。
のと里山海道は海岸線も見える、とても気持ちのいい道路です。気多大社の大鳥居。
御祭神は、国津神オールスターズ(笑)
オオナムチ(大国主)、スサノオ、クシナダヒメ、事代主(恵比寿様)、そして菊理媛。
菊理媛は、加賀一の宮の白山比咩神社から分けていただいて、祀っているそうです。
大国主、スサノオを祀っているからか、どことなく出雲大社に通じる雰囲気が。。。
この場所は、もともとは古代出雲王国の要所だったと思われます。
そういえば、初日には白山比咩神社に登山のご挨拶に行ったのですが、今回は私の根性がなく途中敗退。。。
菊理媛といえば、金沢の酒「菊姫」は何を飲んでも絶品。米の旨みが北陸の酒の特徴なのですが、菊姫は米の旨みが素直に感じられる逸品です!
話が酒に逸れたわw
元に戻します。
駐車場から海が見えて、海岸線に非常に近い高台にある神社です。
海の祓いの気が強いです。
羽咋市に位置しているので、ひどく揺れたようですが、地盤が素晴らしく、ほぼ被害はなかったようです。
摂社にある灯篭は倒れたままでしたが。
現在は復興祈願をご祈祷を受け付けております。
私も時間があったので、ちょうど正午から受けさせていただきました。
若い巫女さんが一生懸命やってくれて、ちょっと感動。
太鼓が身体に響いて心地よかったです。
伊勢神宮でいうところの、御垣内参拝にあたる位置で、本殿で参拝させていただきました。
さらに、御神域の神山の近くで参拝させていただきました。
3000年前(!)の植生を保っているそうです。
「気多大社」の「気が多い」秘密は、おそらく森の微生物の数。
森の豊富な多様な粘菌こそが神々であり、神気を生み出す。
南方熊楠が神社の杜の保護に、人生の後半を捧げたのは、粘菌の多様性、つまり八百万の神々を護るためでありました。
粘菌つながりで、南方熊楠と親交のあった昭和天皇。
昭和天皇も粘菌に非常に関心を持っておられました。
なので、気多大社にご参拝なされて、入らずの森に入られています。
その時に昭和天皇が詠まれた和歌。
「斧入らぬ みやしろの森 めづらかに からたちばなの 生ふるを見たり」
神社の建物を維持して、決まった年月で新品に建て替えるのには、現代ではどうしても木材の問題があり、大変費用がかかります。
皆様もご参拝の際は、ぜひ復興祈願のご祈祷を受けてみてください!
気多大社は縁結びをご利益の前面にだしておりますが、私が感じたのは「豊穣」。
こちらのお守りにパワーを感じました。
参拝ルートの最後は道真公(笑)
気多大社でも道真公が祀られていたw
ここに私を導いてくれたのは、きっと道真公。
もう愛しか感じない。
金沢駅の駅ビルの中はグルメの宝庫で、市場直営の海鮮店、寿司、おでん、ピザと地ビール、ラーメン、等々、半日は梯子ができる超危険地帯www
3日目は羽咋から戻ってきてからは、ずっと飲んでました(笑)。
こちらの地ビール店は持ち帰りをやってますので、新幹線で飲めますよ(笑)!
気多大社の直会は近江市場まで移動して北陸の日本酒を堪能。
福井のお酒、永平寺白龍。
こちらも北陸でしか飲めないのでは?
北陸3県の中で、一番日本酒がうまい富山。
富山の代表的お酒、「勝駒」
写真の細かい文字に注目。
たった5人で丁寧に心を込めて作っているお酒です。
とにかく絶品。
見かけたら必ず飲みたい一本であります。
登山の報告にしたかったのに、日本酒の報告になってしまった(笑)
本日は以上です。
読んでいただきありがとうございました。