人の意識の発生に迫る本書を読み解くシリーズ。

 

紹介文から。

人類の意識は今からわずか3000年前に芽生えたもの、意識誕生以前の人間は右脳に囁かれる神々の声に従う<二分心> (Bicameral Mind)の持ち主で、彼らこそが世界各地の古代文明を創造した。やがて<二分心>は崩壊、人間は文字と意識を得た代わりに神々は沈黙した、と。

 

 

 

その前に緊急のシェアを。

日本に簿外資産の分配采配権は戻ってこない、と私は解釈しました。

バーゼルミッションも反故になった???

まだ週刊を聞いてませんが、これからの発信は今週の週刊を聞いた内容を踏まえた発信をさせていただきます。

日本終わったかも、です。。。

國體ごと、日本人の財産を含めて強奪されるステージに入ったのだと、私は理解しました。

古代イスラエルの末裔だろうと関係ねぇ、ってことです。

それはむしろカソリック的には不都合。

 

 

こちらの記事の再現になるのかな。。。

皇室でれでれ草さんから。

 

 

 

 

私の心の鐘を不思議と叩き続ける原田代表の声。

2023年3月春分の、戦後の政体勢力と昭和天皇の関係は、京都の渡月橋で聞いてましたが、涙しました。

観光客で賑わう渡月橋で泣いてる女。絵面的には相当やばかったwwwww

 

1997年に生きる理由を見失って、死にかけた私の心の鐘を叩いたのは、J-Walk。

「私はまだ何も見ていない」

それは私の強烈な生のモチベーションとなったのです。

当時は腐った生活をしていた学生だったので、深夜の午前3時のコンビニでの出来事でしたwww

1997年は本当に色々闇が濃かったのです。

「もののけ姫」もエヴァンゲリオンの映画の完結編もこの年でした。

でも闇落ちしたからこそ、私は人と人生をほんの少しだけ理解しました。

 

 

社会人として、女として、社会に出る気概をくじくのには十分な事件でした。

 

 

のちに真相は別にあると知った。

それはいつか書ける時に書きます。

彼女の供養のために。

バイトで貯めたお金で行った卒業旅行の飛行機の中で読んでいた書。

真実を覆い隠した罪深い書。

 

 

 

 

コメントで

中村さんの声で歌うから、心の鐘が叩かれるんだよ

とありますが、その通り。

繊細すぎて、闇がキツすぎた1990年代後半にやられてしまいましたね。

その1990年後半の闇についても、おいおい書いてゆきます。

でも、声だけで私の魂を揺さぶれるのは、中村さんとGreen Day のBily Joeだけです!!!!!

 

 

テレ朝の「はぐれ刑事旅情編」の主題歌を歌っていたJ-Walk。

人生の悲哀を、高校生の私に教えてくれた「はぐれ刑事旅情編」。

 

中村さんの歌声を堪能できる名盤です。

 

 

 

前回までのシリーズ。

 

 

気が遠くなりそうなくらい、長いシリーズになりそうなのですが、この書の解説が終わらないと、以下の書の説明に入れず、最終結論にたどり着けないので、気長にお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では本題に。

 

第3章では、古代ギリシャの叙事詩「イーリアス」を題材に、3000年前に人類に意識が発生したことを証明しようとします。

 

人間は直線的に進化をたどったわけではない。

結論として、3000年前に人類は文字を獲得し、それまで耳で聞くものであった話し言葉を、目に見えて残せるものにした。

象形文字、神官文字、楔形文字。

いずれも3000年前に登場している。

 

文字が発明される前の人類の意識・認識がどういったものであったかを探るために、ジェインズは叙事詩の登場人物の心象世界を解明しようとする。

 

「psyche」という単語は、今では「魂」や「意識ある心」を意味するが、当時は「血」や「息」を意味していた。

(音は同じでも、人間が与える意味が変わったということ)

当時は「意思」を表す概念はなく、「イーリアス」の登場人物は自らの意思がなく、自由意志がなかった。

同じく「体」全体を意味する言葉が、「イーリアス」では出てこない。

手足などのパーツの概念はあったが、身体全体に触れた描写が1つも出てこない。

 

この叙事詩はきっちりとした六歩格のリズムを刻んでいる(和歌のように韻を踏むということ)。

統合失調症患者の言葉は、時に韻を踏む。

この叙事詩は意識的に創作されたものではなく、即興演奏のように無意識に生まれたものなのではないか?

 

ジェインズは、「イーリアス」の登場人物に対して、彼らは意識ある心を持たず、考えるということもなく、内観などはしていなかった、と結論づける。

登場人物の行動は意識された計画や理由に基づいているわけでなはく、神々の行動と言葉によって開始される。

登場人物は自分の行動の結果を、神々のせいにする。

つまり現代の私たちが、彼らとその行動原理を理解するのは、非常に難しいということ。

 

ギリシャ神話に登場する神々は、ヘブライ人の神とは違い、無から有を創造するわけでもなく、仰々しい神ではない。

ジェインズは、ギリシャの神々と英雄との関係は、フロイトの言うところの「自我」と「超自我」、または、ジョージ・ハーバート・ミードの「自己」と「一般化された他者」の関係と似ていると指摘。


この神々は、現代では幻覚と呼ばれるものである。

トロイア戦争は幻覚に導かれて争われ、幻覚に導かれた兵士は何をしているのかの自覚はなく、自動操り人形だった。

自分で考えて行動を組み立てることはできず、判断もできず、従って幻の声に自身の行動を委ねていた。

つまり神権政治、神託を受けた政治時代は、幻の声の奴隷状態であったということです。

この主観のない、古代人の精神構造を、ジェインズは「二分心(Bicameral Mind)」と名付けます。

 

 

 

これを読んでいると、やはり受動意識仮説が正しいのでは?と思われます。

 

0.5秒遅れの常に手遅れ状態で、起きたことを認識している私たちの自我意識。

 

 

しかし、自我意識もやっぱり必要ですよね。

自我意識を持ったことによって、人間は「どこか」にフィードバックできるようになったのでは?

それまでは、受信のみの一方通行だった訳ですから。。。

で、受信のみの世界が素晴らしかったのかというと、そうではなく、戦争など争いが絶えない世界だった。

 

創造神は私たちに自我意識を「持たせた」。

 

そして自分で受信した行動の結果を自覚させる。

これは間違いなく、進化であり進歩であると思うのです。

 
 

この幻の声にむしろスピリチャルの人たちは憧れるのかもしれません。

しかしこれを読んでいると、その声のなすがままに行動すると言うことは、ある意味ハッキングを受けている状態と変わらないと思うのです。

その声の主が果たして本当に良い存在なのか???

 

 

その点がクリアにならない限り、霊能力が開いてしまっている人以外は、安易に立ち入らない方が良い世界だと思います。

開いていない人が、意図的に、しかも中途半端に開くと、人生が破綻して終わってしまいますよ。

見えない世界は怖い。

 

 

この後天的に獲得した意識が、先週の日曜のNHK特集とも関係してくるのですよね。

意識が誕生して、単なる生殖行為が別の形を取り始めた。

さすがNHK。

 

 

 

NHKは次に注意すべきことを常に先取っています。

2019年の「驚異の人体」はmRNA特集でした。

 

 

 

本日は以上で。

まだまだ濃さを増して、このシリーズは続いて行きます!