先週末は関西にいました。
言霊の講座の受講で関西に用事があったのですが、折角なので金曜日は仕事は休んで金曜日に京都入り。
しかし、今回は旅のプランが浮かんでこない。
出発の2日前に、中日は神戸で巨石巡りをしようとレンタカーを予約。
しかし初日のプランが、行きの新幹線に乗っても浮かんでこない。。。
直前まで奈良の室生龍穴神社も候補にあったのですが、遠いしレンタカー借りないとだし、ちょっとかったるいなとwww
2日目のことを調べていたら時間が経ってしまい、そのまま京都到着。
とりあえず喫茶店で大好きなアフォガードを食べながら、暫し他のことを。
「あ!そういえば、去年の10月に来た時は、英勲(日本酒w)飲まなかったな。お昼は久々に串揚げやで英勲飲もう!」という、まさかの日本酒基準でプランが決まり、お昼までマッサージを受けて待つという、びっちり観光したい人にはありえないプランに(笑)。
当然久々の英勲は大変美味でございましたwww
で、昼から日本酒を3杯くらったら、もはや観光をする気は起きず、超かったるいwww
ホテルのチェックインまでには時間があるので、バスで1時間くらいかかる上賀茂神社に行って時間をつぶそうと(笑)。
一昨年前の旅で、上賀茂神社の神水で煎れたコーヒーを飲んだら、腎臓の調子が良くなったので味をしめていたのですw
上賀茂神社は安定の鉄板。
で、コーヒーも飲んで、そろそろ夕食のために駅前に戻ろうと(笑)バスで移動。
御金神社(西洞院通りのこじんまりとした面白い神社です)に立ち寄りたかったので、二条城付近で下車。
その道すがら、去年行った神泉苑が通り道にあったので、「では、ついでに」と立ち寄りました。
空海が雨乞い対決をしたので有名な場所です。
昔は今と違った場所に御所があって、ちょうど神泉苑付近が最初の平安京の中心でした。
つまり本当の京都の風水的中心は、今の二条城あたりなのです。
それが武士の世になり御所をどけて二条城を建設。
神泉苑はそのまま残した。
空海は善女龍王の助けを得て、雨を降らせることができた。
「善女龍王って誰よ?」と思いながら、時間つぶしで参拝(ひどいw)。
なぜか2匹アヒルが住み着いている神泉苑w
この時はまだ、善女龍王が誰か分からずだったので、仕方なしの塩対応でしたwww
駅に戻って回転寿司の空き待ち(笑)の時間に見つけた本。
最新の物理学の見解。
まだ積ん読状態ですが、いつか何かに絡めてまとめられたら。
翌日は早起きして神戸へ。
午前中は巨石で有名な六甲比売神社へ。
こちらの記事に大変助けられました。
巨石の写真も載せようと思ったのですが、こちらの方の写真のほうが素敵なので、巨石を見たい人はこちらでご覧になられてください。
シンボルマークがう●こに見えて仕方ないのだが。。。
かなり道迷いした挙句、巨石を撮影しながらなんとかたどり着く。
土曜日なので、この神社を再興されたと思われる男性がいました。
無料でたくさんの歴史考察の資料が頂けるので、それを頂きながら暫し男性と歓談。
この神社は瀬織津姫を祀っている神社なのですが、男性の口から「空海は雨乞い対決の時に瀬織津姫に助けを求めたんですよ」と言われ、神泉苑の善女龍王が瀬織津姫とわかったのです。
空海は龍とも縁が深いですが、瀬織津姫からは何度も助けられているようでした。
なので空海がらみで龍神が出てくる時は、瀬織津姫だと思うとよろしいかと。
持統天皇の正統性を出すために、彼女の愛人だったと思われる藤原不比等が、天照は女性神だと書き換えて歴史から消されてしまった男性神天照とその正妻の瀬織津姫。
彼らは神というよりは祖霊ですね。
ちなみに初日に行こうとしていたが、かったるくてやめた(笑)奈良の室生龍穴神社も、空海と瀬織津姫の神社。
どちらに転んでも、初日は「空海と瀬織津姫」の場所に行くことになっていたようです。
さらに皇室と瀬織津姫の話などをしつつ、ふと大祓祝詞の説明になり「甲山」が出てきて、「実は私、これから甲山と神呪寺に行くんですよ」と話したら、「今日は5月18日なので、1年に一度の如意輪観音のご開帳をやってますよ!」と言われ、さらに驚き!
去年訪れた神呪寺ですが、前回巨石ハントを逃したので、巨石目当ての甲山だったのですが、なんとも超ラッキー。
昨年「如意輪観音見たいなー。でも来年は平日なんだよな。」と思って諦めていたのですが、とんでもないシンクロニシティです。
当然すごい人混みだったのですが、ついに念願叶って真名井御前の姿を写したと言われている如意輪観音にご対面できました!
写真撮影はNGだったので、こちらで見ていただければ。
色々な角度から拝観させていただきましたが、真名井御前はかなりのクールビューティだったと思われます。
幼く可愛らしい感じではなかった。
「空海自身が彫った」とされていますが、いくら超人空海でもこのサイズ(2mクラス)を自分で彫るのは至難の技です。
空海が仏師に頼んで彫らせたのでしょう。
空海が実際に彫ったと言われる大黒天は、京都の報恩寺にありますが、手のひらに乗るサイズでした。
他の秘仏もご開帳されていて、ひっそりと開帳されていた聖天さまを生で見れたのも、収穫の一つ。
気づいた人は少なかったのではと思います。
普通は聖天さまを知らないですから。
「十一面観音=瀬織津姫」の説もあるので、双身歓喜天の右側が十一面観音さまの変身した姿というのも、これもまた興味深いです。
神呪寺は小高い山の上にあり、大阪平野や大阪湾、大阪のビル群まで見渡せる、眺めのいい場所でした。
空海のいた高野山まで見渡せそうな。。。
晩年の空海の最愛の人、空海入定の鍵を握る真名井御前こと如意尼ですが、毎日神呪寺から空海のいる高野山に想いを馳せていたのでしょうね。
実は「如意輪観音 = 瀬織津姫」という関係性もあるようなのです。
これは私のロマンなのですが、ということは如意輪の化身だった真名井御前は、瀬織津姫の分霊であった、と。。。
空海が常に助けを求めていた瀬織津姫は、空海の晩年に身体を持って彼の前に現れ、弥勒の世に復活するマイトレイヤーになりたいという彼の想いを身を呈して具現化させた。
私には一連の旅で、そのように感得しました。
参拝も終わり、もはや巨石はどうでもよくなっていたのですが、とりあえず時間が余っているので巨石ハントに(笑)。
やる気がなかったので、写真で見た風景は探せずwww
1時間以上彷徨って見つけたのはこちら。
超古代の巨石文明の痕跡は感じられず、ただの石切場でしたwwwww
ここでも迷いましたが(笑)、最後は絶景。
山体はどの角度から見ても、人工的なピラミッド型。
本当はこの風景が見たかったwww
六甲神社の巨石も見ていないので、また神戸は調査をしに行きます(笑)。
空海と瀬織津姫に導かれとんでもないシンクロニシティも体験して、勉強会も大収穫で、想い出に残る旅に。
本日はこれにて。