このシリーズも、今回が最後となります。

今回もこちらの書から。

 

 

 

今までのシリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

vol. 3で説明を忘れた双子宇宙の説明を付け足しておきます。

前回このような図を掲載しましたが、これが宇宙規模になるとどうなるのか?

 

 

 

物質宇宙の状態ですが、黒が物質の粒子に満ちているところ、白は真空と考えてください。

真空は、双子宇宙の反物質の世界で疎な粒子で構成された巨大な塊がある。

プチ氏の書いた絵では、もっとそれぞれの真空の部分が巨大でした。

 

 

ブログトップの今回の記事の画像に選んだのはこちらの写真ですが、この黒い部分は物質宇宙では真空のような状態ですが、双子の宇宙では疎ではありますが物質に満たされている。

 

 

 

では本題に。

ユミットの考える突然変異(進化)の仕組み。

まずユミットは、地球で考えられている突然変異論を真っ向から否定しています。

 

 

このような偶然、あるいは外部因子によって生じた突然変異は、必ず奇形を発生させるものであり、生存不可な生物が生まれてくることになる。

DNAの一分子に粒子による爆撃を加え、興味深い突然変異を生じさせる可能性は、大理石の塊に散弾銃を撃って彫像を作るのと同じようなものだ。

ユミットは、太陽の照射も種を改良するというよりは、むしろ退化させるものだと言っている。

種の進化の原動力は、別のところにあるのだと。

 

 

太陽照射のような宇宙線はDNAを傷つけて老化を促します。

 

 

全ては共存するのである。自然淘汰も確かにその役割を果たす。

だがラマクルの予感通り、環境の圧力に影響される突然変異は、予想されたほどにはアトランダムなものではないのである。

突然変異は種の心的現象によってガイドされるのだが、ただ一連の「示唆」があるだけで、その中から厳然たる選択を行うのは自然のほうなのだ。

獲得形質は伝わることは伝わるのだが、心的現象圏内部での情報の蓄積と処理を経てから伝わるのである。

そしてこの心的現象圏は「倫理的」でも「非倫理的」でもなく、神という単純で人間中心的な観念に取って代わられるべきものなのだ。

生命の進化は全体として定向進化的プロセスに従っているのである。

 

 

人間から送られてくる情報を元に、霊的な種の集合魂が次の進化の司令を出すが、その新しい種を受け入れるかはその惑星の自然が行うということでしょう。

常に惑星と種の集合魂がお互いやりとりして、次の生命の種が生まれてゆく、相補完的関係ということです。

 

 

「突然変異の圧力」が現れ、新しい生態的地位ができあがったり、ある種が環境にうまく適応できないことが判明すると、心的現象圏が生物圏のクリプトン原子の受信器に向けて、複雑な指令を送る。

と言うか、もっと正確に言えば、いろいろな示唆を与えて、自然が自然淘汰を介してそのうちのどれかを選択できるようにするのである。

遺伝学に結びついた変化の範囲内での、相対的で自律的な種の進化の間には、突発的に”質的飛躍”が生じている。

これは他のものとは全く共通したところがなく、段階説とも相容れぬものであり、大量のゲノムが一挙に交替することでしか説明できないものなのだ。

 

 

 

地球のあの世の集合魂の世界では、「植物」「動物」「人間」の心的現象圏は、完全に分化してます。

人間のあの世の心的現象圏は、この世の人間にたくさん情報を送ろうとするのだが、預言者、霊媒等を駆使して情報を降ろそうとする。

それは人間に限ったことではなく、各生物の心的現象圏は常にその接続先の個々の生物たちに、たくさんの情報を送ろうとしている。

前回説明したように、その情報は万人に平等に降り注いでいるので、各人が追求している進化の方向に見合った情報は、本人の意識に上ってこないだけで、常に受信はされていると言うことです。

よく直感やインスピレーションや詔が「降りてくる」と言いますが、心的現象圏の情報を受信したということなのでしょう。

受信した内容を実行するか、しないかは、あなた次第wwwww

 

 

ユミットは「あの世とこの世は同時に進化する」と考えています。

その前に大前提として、スピリチャルが好きな人には若干イラっとする情報かもしれませんが(笑)、ユミットは「前世は存在しない」と考えています。

ユミットは霊媒さえも、科学的に説明します。

 

 

生きている人間もテレパシーによって、他の人間や死者とも交信できる可能性を持っているそうだ。

だから霊媒にもそれなりの意味があるのだ。

瞑想にふける人にしても、明らかにユミットと同じようなやり方を実践しているわけである。

卑俗な感覚から自らを遊離し、古文書を検索するときのように幾分やみくもに死者の記憶を調べるのである。

ユミットが言うには、そうしているとまるで前世にアクセスできたかのような錯覚に陥る。

輪廻転生の神話もそのために生じたものなのだそうだ、

彼らはこの説の正しさを立証できる科学的証拠も握っているともあで言っているのだから、われわれは黙ってこの説の責任を取ってもらえばいいのであろう。

 

 


「卑俗な感覚から自らを遊離し」は、自分のこの世の感覚器が拾う情報をシャットダウンして、精神を一種の仮死状態にして、「さくらんぼの皮」を薄くするイメージでしょうか。

死者、生者に関係なく、この円同士が接合した状態になると、情報をやりとししている状態になります。

 

 

 

次はユミットが考える地球のあの世の状態と進化について。
 
ユミットは、あの世には時間がなくネゲントロピーの法則に従うと考えています。
そしてあの世とこの世は並行して進化する、と。
(対照的にこの世はエントロピーの法則に従ってるのは地球でも常識ですね。)
 
地球には複数の大陸に複数の人種、様々な民族がいて、様々な言語を話している。その民族の中でも社会的階級がある。
一方、ユミットの惑星は単一の大陸に単一の人種と民族。
ユミットの惑星の集合魂は単一で均一。
ですが、地球の人間の集合魂は、民族によって不均一に心的集合を形成してしまっている。
その不均一な民族の心的集合は、社会階級でさらに不均一になっていると予想できます。
 
 
ネゲントロピーの、異なる法則に従う「あの世」の存在を認めるとなると、話はまるで違ってくる。
惑星もしくは宇宙規模の「あの世」は、その情報を減少させるのではなく、豊かなものにしようとしている。
それがユミットに言わせると、「人生の意味」であり、その「存在理由」なのだ。
 
この法則は宇宙全般にわたってひとつの必然として貫徹されている。
ただし、宇宙の心的現象圏の進化は、「この世」における「経験」の蓄積によってしか遂行し得ないものなのだ。
「この世」の協力がなければ、「あの世」には実質的な進化はえり得ないのである。
 
 
この密度に差がある地球の集合魂は、うまく進化できているのか?という疑問が出てきます。
World New Orderは賛否両論ありますが、地球の集合魂がきちんと進化できることを考えると、地球の集合魂を繋いで均一にするためには、ある程度必要と思います。
 
一方、ユミットは自分たちの存在意義を明確に定義できています。
「地球の集合魂の進化、ひいては宇宙のニューラルネットワークの進化に寄与する」という明確な目標です。
しかし地球人はそうではない。
自分のお金のことを心配して十年先の計画も立てられないのが、個人レベル、国家レベルの有様です。
人類が共通の目標を設定するなら、やはり「人類全体の進化に寄与する」でしかありえないと思うのです。
まず早急の課題は、「地球の環境変化に対応する」なのですが、ここを各国ともいかに利益取りの思想を捨てて取り組めるか?に現生人類の未来がかかってますが、果たして今の人類の性質のまま乗り越えて行けるのか?
大いに疑問なのです。
 
では、住んでいる惑星を自ら壊してしまった場合は、惑星の集合魂はどうなるのか?
 
それは長期にわたる「罰」を受けるのである。
生物のサポートをまったく失ったのだから、もう自分からは進化できないか、できるとしても非常に困難になる。
そしておそらくいつの日にか、星雲の心的現象圏に合体できる日を待つことになるのである。
 
 
惑星は残っているが、人類が滅亡した場合。
 
 
それが人類の消滅にすぎないのであれば、心的現象圏はできるだけ早急に(すべては相対的なのだ)復活させるように、一定方向への突然変異を加速させることになると、ユミットは言っている。
 
 
ネアンデルタール人が、ポールシフトからの大洪水、その後の氷河期で激減した後に、現生人類が誕生したのは、人類の集合魂
のなせる技だと説明できますね。
 
 
 
ユミットが地球人に深い興味を持ったのは、ユミットの惑星にもウンモウアというキリストのような存在がいたからのようです。
ウンモウアは上の図のさくらんぼの皮の接触面がとてつもなく巨大で、人間の集合魂にある全ての情報にアクセスでき、全ての人間とテレパシー通信できた。
ユミットはウンモウアのような存在には、普通の人間とは遺伝的適合性がないので、子供を作れないと言っています。
でも、地球のキリストには子供がいた説もあり、ここは保留です。
ユミットはウンモウアやキリストは、人類に進化の道を示すために、人間の集合魂から直接生まれてきた存在なのではないかと。
ユミットはウンモウアやキリストのような種は、時期は特定できないが、将来増えると予想しています。
次の段階の進化は、テクノロジーを更に発展させ、惑星間を移動し情報交換をし、宇宙の脳ネットワークを進化させることであり、新しい種がそれを担うのではないかと。
ユミットの未来予想。
 
 
種々の惑星が結婚によって結ばれる日は近い。
そうなれば「『人間=神』がその数を増し、人類は消滅するだろう」、とユミットは言っている。
 
 
例え現生人類が滅んで新しい神人類が生まれても、その種を生みだすことができたのは、私たちが手足となりせっせと情報を人間の集合魂に送り続けたからに他なりません。
例え現生人類が滅亡しても、一人一人の魂情報は人間の集合魂に吸収されるだけ。

 

そして、宇宙の集合魂に情報がたまれば、さらに新しい種が出てきて旧人類は淘汰され、それが延々と繰り返される。

この進化を遂げきった時に、宇宙は成長を止める。

 


違う次元の宇宙から今の地球に出張してきている(笑)サアラさんも、前回説明した集合魂と個々の魂の関係、死後にその魂情報は吸収されて個をなくすことを説明しています。

 

 

だんだんと宇宙の標準的生命の在り方が、見えてきましたね。

 

 

Naokiman Showさんのセカンドチャンネルで投稿されていた動画が、いわゆるグレイ種の生体的特徴とその思想について語っています。

ユミットの意識を持った存在の発祥の仕組みと意義、そして宇宙が次に産もうとしている種について、共通の認識を持っていると感じたので、最後はこちらを貼っておきます。

 


 

生体AIかと、ある意味バカにされているグレイ種ですら、種全体が宇宙の進化発展にコミットするという明確な目標を持っています。

翻って人類はどうでしょうか???

このシリーズを書き終わった翌々日にこの動画を見つけたのですが、ユミットの宇宙観、生命感とこの動画のグレイ種のそれとを知って思ったことは、宇宙のニューラルネットワークの中央部は、宇宙全体にそろそろ新しい種を生み出したいのだろうな、ということでした。

それがこのシリーズを書いてきての最後の結論です。

 

 

現生人類として希望がなくなった人もいるかと思いますが(笑)、全体を俯瞰して見渡すこちらを引用してこのシリーズを締めます。

 

 

このような見通しは人を不安にさせもするし、安心させもする。

われわれはこの目も眩むような進化の一つの環にすぎないのだ。

その目的が以前よりも明確になったわけではないが、少なくとも進むべき道ははっきりしてきた。

われわれは数億年前に開始されたと思われるリレー競走で、命を運んでいるに過ぎないのだ。

ユミットは言っている。

宇宙は一つの巨大な生物であり、それなりのやり方で、意識的に自らを構成しつつある存在なのだと。

「安定」した星の出現が宇宙の目的なのだろうか・・・。

おそらくそうなのだ。