ちょっと時間が空きましたが(汗)、続編を。
前編はこちら。
後編はカタカムナとスサノオ。
カタカムナ的観点からの日本の製鉄技術。
むすび大学さんから。
カタカムナ的観点では、青銅器よりも前に、日本では鉄器が利用されていたのではないかと言われている。
ただし、殺戮のための鉄器ではなく、農機具としての鉄器であった。
中国製の鉄よりも性能がよく、その製法の技術は中国にはない。
昔の日本が一番性能のいい鉄を作れた。
鏡のような姿写しの鉄を作る技術もあった。
1万年以上前の縄文時代に既に鉄器があったのではないか、というのがカタカムナ的観点です。
事実、日本で3000年前に作られた鉄器が最近に発掘されている。
熱田神宮にある、天叢雲剣を見てしまった当時の神官は全員亡くなったが、見た人の記録が残っていて、「青白く光っていた」とのこと。
手入れもされず結構な時間放置された鉄だが、全く錆びていなかった。
そして天叢雲剣といえば、スサノオが出雲でヤマタノオロチを退治した時に使ったといわれる剣。
同じく、むすび大学さんから。
神社チャンネルの羽賀ヒカルくんの解説。
「男性のいい部分と悪い部分が書かれているのがスサノオ神話」。
スサノオが高天原を追い出されたのは、「母恋しさ」から。
「母恋しさ」、そして「自分の内の寂しさ・承認欲求・欠乏感から力・才能を求める」「自分の安心感が足りないので暴れる」のもスサノオ性。
スサノオが行きたかった母のいる国とは、母親の子宮だったのではないか?
スサノオが求めたのは、「温かみと安心感」。
北朝が持っている三種の神器はレプリカ説。
しかし本当に大切なのは霊性の継承。
(確かに大嘗祭も霊性の継承ですし。)
東北にいたヤマタノオロチ族をスサノオが平定したときに手に入れたものが、製鉄技術だったという説もある。
イザナギからスサノオは生まれたとされ、母はいないとされてます。
ですが、イザナギが黄泉国から帰ってきた時に、川で「服を脱いで」禊いでいる時に三貴神が生まれたとされてます。
「服を脱いで」いるので、記載されてないだけで、その時に交わった相方の女神がいたと思うのですが、どうでしょう?
あるいは、イザナギ男神一人で神産みを続けたということは、今の文明の基盤が女性性を決定的に欠いていることの示唆なのかもしれない。
古代インドからも日本に大量に入植してるのですね。
スサノオが「スサノヲ」になっていて、思い出したこと。
全然話がそれるのですが、音として消えてしまった五十音図の音。
「ゐ,ゑ,」「wi,wu,we,wo(を)」
全部ではないですが、能の謳にその発音が残ってます。
私たちが普通に知っている五十音図(宇宙の生成コード表)は、ある意味不完全なんですよね。
とりとめのない感じになりましたが、出雲はイマイチ深掘りが足りなかったので、時間を作って今年中にもう一度調査に行きたい場所です。
P.S.
松本零士がなくなってしまって悲しいので、好きだった作品を貼っておきます。。。(涙)