先週のタタラ・出雲編の続きを出すのかと思いきや、別の記事を投稿するという(汗)。
タタラ・出雲編の後編が間に合っていません(大汗)。
なので書き溜めておいたものを投稿。
日本刀繋がりな話になります。
スピリチャル的なものに対してのアプローチって、男女差がありますよね。
男性は、願望実現系、自己啓発系、武術系からスピリチャル的なものにアプローチすることが多いですが、女性はヨガや霊的な見えない世界からアプローチします。
私はどちらからもアプローチしてますが、中でも自分には武術的、身体操作的アプローチが一番合ってます。
特に好きなのは動的瞑想とも言われる居合術。
居合の稽古をしている時が今は一番幸せかもしれない(笑)。
自分の内側にどんどん入って集中と瞑想状態を高めると、動きながら軽いトランス状態になります。
刀は両手で持ってはいますが、実は左手主導で振るものなのです。
なので右脳の活性化にいいのです。
武士たちは武術の鍛錬をすることで、右脳左脳のバランスを取っていたのではないでしょうか。
右脳トレーニングに実に良いと感じてます。
日本人(縄文人)は左脳思考が弱かった面があります。
どうしても性善説なのですね。そこが日本人のいい部分でもあるのですが。
なので、戦略思考をする大陸の現代人種(性悪説的思考)にいいようにやられてしまった歴史的側面があります。
南北アメリカ大陸のネイティブたちがヨーロッパの白人に駆逐されて、文化ごと消されてしまったのと同じ原理ですね。
そこもおいおい書いていけたらと思います。
運動野は小脳と結びついています。
スピリチャルでは小脳=高次脳(神脳)と言われています。
小脳を活性化するには、筋トレではない動きの質を高める運動が良いのではないかと思うのです。
体軸がブレないバランスの良い本物の動きを身につけると、精神にも影響するのですよ。
丹田が鍛えられて軸ができると、ブレない自分になってゆきます。
頭や感性だけでスピリチャルでいうところの「自分軸」を身につけようとしても、なかなか掴めなくないですか?
軸は身体にあるので身体から入った方が早く掴めると思いますよ。
精神と身体の両方(2極、男性性と女性性)からアプローチするのが良いと思います。
むすび大学さんから。
武術とスポーツの違い。
武術は自分を鍛えるものだが、西洋のスポーツは相手を負かすもの。
スポーツは最終的に体を壊すことが多いですが、きちんと伝承されている武術は理に適った動きなので、正しい稽古をしていれば体を壊すことはありません。
スパイラルラインと筋肉を意識した西洋人の動きのスポーツよりも、正中(軸)を意識した東洋武術の動きの方が、東洋人の体には合ってます。
そもそも骨格と筋肉量と筋バランスが全然違うので、西洋の理論をそのまま当てはめるのは私は疑問に思ってます。
私が、映画のモデルにもなった武術家の方に教えて頂いていた頃に伺ったお話です。
「刀を抜けば、可能性は3通りしかない。
一つは自分が相手を殺すこと。
もう一つは相手が自分を殺すこと。
3つ目は相打ちで、どちらも死ぬこと。
つまり刀を抜けば2/3の確率で死ぬ。
刀を抜くということは死ぬということだ。
日本の武術の試合とは、西洋のままごと(スポーツ)の勝ち負けではなく、死合である。」
武士は刀を抜くときは死ぬ覚悟で刀を抜いていたということです。
薩摩隼人の示現流は刀を封印していました。
刀を抜くときは死ぬ覚悟を決めた時だけ。
スパイラルライン理論に関しては、こちらのアナトミートレインを。
武術、スポーツの動きだけでなく、療術、整体にも応用できます。
東京で中古で刀を買うならここ。初心者でも安心して買えます。
日本刀のうんちくで、いい記事を見つけたので、ついでに貼っておきます。
長くなったので、後編に続きます。