ウチの実家ではつい最近まで、懐かしの黒電話を使っていた。
1階用と2階用の2台。
昔のものが好きな母は、黒電話を手放すことを断固拒否。
「NT○からレンタルしてて、しょっちゅう電話来て返せっていわれるんだけど、
無視し続けるつもりなんよ!手放さないわよ! 今じゃ、きっと価値のある骨董品なんだから」
とよく言っていた。
ところが今回の日本引越しで、2階にある黒電話は壊れてることがわかった。
もう何年も使われておらず、埃を被っていた黒電話。
そして、1階にあるものもなんだか壊れてるらしく、携帯には全くつながらない。
ぷっーぷーっ といったり、 何の音もせず沈黙だったり。
他の家庭用電話に掛けても、つながらないことがほとんである。
たまにつながっても間違いだったりしてまったく使い物にならない。
でも、掛かってくる電話はまだ受けられるというわけ。
ウチの母は電話を掛ける際には、携帯を使っているので、どうやらこの故障に気づいてない様子。
何度説明しても、いや「この電話はまだ大丈夫!」と言い張るばかり。
新しい電話機を買おう、といっても「イヤだ!この電話がいい!」とかなりの執着心。
でもそこをなんとかしつこく言い続けた結果、やっと母の説得に成功。
実家にインターネットを導入することを理由に、黒電話は使えなくなるから
新しい電話機を買わないといけない、といったらしぶしぶ承諾。
それでもなお「買い取ることはできないのかな・・・」などとぶつぶつ言っていた。
実はインターネットを導入しても、黒電話は使い続けられるらしいのだが、
その事は母には言わず、使えない!といったワタシ(笑)
さて早速、NT○に電話を掛けてネットの申し込み。すると
オペレーターが黒電話のことを説明しだした。
「現在黒電話お使いですよね。このままお使いいただけますが、もうレンタルはしておりませんので、
お買い上げいただくか返却していただくことになります。」と。
使用はしないけど母が買い取りたいと言っていたので、買取の際の値段を聞いてみた。
すると「一台750円でございます」と。
へ?こんなもん?750円?こんなに安いんだ、黒電話。
750円って!
骨董品でもなんでもないやん!NT○も黒電話なんかいらんっって感じじゃね?
「あ、それじゃあ2台とも買い取ります。」というと親切なオぺレーターは
「え?一台は壊れてて使えないんですよね?それでもよろしいんですか?」と言う。
「いいんですいいんです!ウチの母、黒電話ダイスキだから2台買っときます。」
と言うことで2台買い取り決定。
そしてワタシは思った。
そんな750円くらいで買取るできるんだったら、ずーっと昔に買っとけばよかったのに、
ウチの母。
電話料金の請求明細を見てみると
今の家に住んでから、38年間ずーーーーーとレンタル料金を払ってきていている。
きっとNT○の人が電話してきたのは、返せ、じゃなくって買ったほうがいいですよ、
安上がりですよ、と言うためだったんじゃないかと思う。
ウチの母、明細なんかに目を通すタイプではないので、これまでにいくら払ってきたのか
もあまり気にしてなかったんだろう。
今のところ黒電話のレンタル料金は180円プラス税。
まぁ、昔はもっと安くて120円とかだったんだろうけど、
ウチは2台あったので、掛ける2.
まぁ、レンタル料金が平均150円だったとしても、月300円×12ヶ月=3600円。
×の38年間。
なんと、13万以上も支払ってきたことになる!
ちょっと、それって・・・・。
無知にもほどがあるわ、これこそがまさしく
ちりも積もれば山となる!なんじゃね?
何たる無駄遣い。
しかも1階と2階の電話の切り替えスイッチみたいのもレンタルしてて、
それもずーっと支払い続けていたらしい。
更なる無駄遣い・・・。
消費税が8パーセントに上がる直前に、友人と何回も何回もスーパーに行って、
ティッシュ(5箱セットのやつ)を買いだめしたらしい母。
「節約のためにね、何回もスーパーに行ったのよー。」
と自慢げに言っていた。
そのおかげで実家には今でも未使用のティッシュが合計100個ほどある・・。
節約節約って・・・・。
ティッシュ100個邪魔やねん!
それよか、黒電話のレンタル代でかなり節約できたはずだろがー!
消費税なんて、3パーセントの節約で、しかもティッシュって・・。
そんな高額でもないのに、そこか?きみ?
まったく持って意味不明なおかんであった。
そして、買い取った黒電話。
1台は応接間のチェストに飾りとして置かれており、もう1台は2階の棚の下に押し込まれている・・。
一体なんだったんだ、あの執着心は・・・。