一時預かりをしていた

盲導犬候補生は

本来のパピーレイザー

(盲導犬候補生が

訓練学校に入るまで

一緒に暮らして

『人間との生活』の基礎を

教える役目の人)のもとに

無事に帰って行きました。

 

 

わが愛犬アーシー

(元盲導犬候補生)は

これに小躍りするかと

思いきや

何故か気落ち気味。

 

いや・・・

 

君、仔犬滞在後半、

唇の端が痙攣するくらい

うんざりしていたよね・・・?

 

 

なんだか元気がないんです。

 

 

で、同時に私も妙な

疲労というか倦怠感に襲われ

胃の調子が悪くなり

気が付けば夫(英国人)も

「なんだか

力が出ないんです・・・!」

 

我々は自覚していた以上に

仔犬に心を奪われていたのか

それとも仔犬滞在時の疲れが

ここで一気にドッと出たのか

季節の変わり目に体がついて

行かなくなっているのか

「・・・仔犬に何か

変なウイルス

貰ったような気もします」

 

「そういえばあの仔犬、

ワクチン接種がまだ

完了していないって話だったな」

 

まさかあの仔犬は

盲導犬候補ではなく

新型生物兵器の

実験個体だった・・・?

 

 

恐るべし

パピー(Puppy)

ウイルス・・・!

 

思考が病んできています。

 

大事をとって

安静にしようと思います。

 

 

コーヒーがね、

美味しくないんですよ

 

でも紅茶は飲める、

何なんでしょうかこの違い

 

なんか奥歯の痛みも

増してきているような気が・・・

 

(昨日は皆様手を

握ってくださってありがとう)

 

さて英国では

『胃のムカムカ』に

コカ・コーラを飲むことを

すすめられることもあるので

今回飲んでみました

 

効果はよく

わかりませんでした

 

まあでもこれから英国は

本格的に寒くなり

そうなると私は

己の腸が心配になる

 

腸閉塞組の皆様、

お互い気をつけましょう!

 

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私の奥歯は近日中に

抜歯の予定でございます。

 

それはいいのです。

 

それはいいのですけど、

その抜歯予定日当日に

夫(英国人)の出張が

入ってしまったのが・・・!

 

いや別に私は抜歯中に

夫に手を握っていて欲しいとか

そんなことは望んでいません。

 

そんなことは

望んでいないんですけど、

我が家は田舎にございます故

歯医者までは車で

30分程かかるんです。

 

朝早くにお医者に行って

麻酔をかけられて

歯を抜かれてそれで

車で帰ってってそれは・・・

 

私は自立心

が足りないでしょうか。

 

でも!

 

でもさあ!

 

麻酔が抜けるまで

歯医者の近くで

休憩することも考えたんですが

そんな口元に強めに

麻酔がかかっている状態で

喫茶店に入っても

コーヒーの一つも

飲めないじゃありませんか。

 

歯医者さんに

治療日をずらせないか

打診はしたんですが

ずらせるとしたら

12月、とかいう話で

私は年末日本に戻りたいし・・・

 

まあ一人で歯医者に行き

ひとりで帰ることに

なるとは思うんです。

 

でもちょっと今

私はプルプルしています。

 

誰かご親切な方、

私の手を

握ってもらえませんか。

 

 

実際のところ

麻酔が抜けるまで

歯医者さんの待合室で

呆然と壁を見詰めるか

天気が良ければ近くの公園で

じっと空を眺めるかして

頃合いを見計らって

自分で運転して

帰るとは思うんですけど

 

いや何事もなく歯が抜けたら

それで問題はないんですけどね?

 

何事かあったら

本当に困るんですけどね?

 

・・・こういう時私は

最悪の事態を想定して

当日に備えるタイプです

 

故に現在悪夢系シナリオが

脳内で量産されております

 

頑張ります

 

抜歯経験がおありのアナタも

まだその階段を

のぼっていないあなたも

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このたび一時預かりした

盲導犬候補生は

非常に賢く大人しい、と

すでにお伝えしたかとは

思うのですが。

 

かの仔犬は・・・

 

どうやら猫を

かぶっておりました・・・!

 

 

もしくはここまで

盲導犬候補生として

素晴らしい訓練の成果を

身に着けてきたのを

私が短期間で台無し

したのかもしれません。

 

 

朝食の後に

人間2人と犬2匹で

暖炉前で寛いでおりましたら

何故か突然

仔犬のスイッチが入り

・・・それまでは普通に

わが愛犬アーシー

(黄色大犬30キロ)と

いつものようにロープで

遊んでいたのが、

本当に何のきっかけもなく

仔犬(黒色13キロ)は

ぱたりとロープから口を話すと

室内でシャトルランを始め、

普通なら疲労からだんだん

速度が落ちるところを

子犬ちゃんはどんどん速度を増し

そのうち宙を舞い始め・・・

 

私はソファーに

座っていたのですが

そのまさに視線の高さ、

地上1メートルくらいのところを

右から左へ、左から右へ、

うなりを上げてジグザク飛行、

私の脳内には『ハープーン・

ミサイル』という

言葉が浮かびました・・・

 

あ、しかしこれは

人間の大人として

仔犬を止めなくちゃ

いけない状況だ、

本当ならここまで仔犬が

興奮する前に

事態に介入すべきであった、と

腰を浮かそうとしたところ、

仔犬は左水平方向から

私の顔面に飛びついてきて

私の紅茶のカップを

派手に吹き飛ばしてくれました。

 

しかもこの仔犬、

それくらいのことでは

勢いが落ちず・・・

 

仔犬との生活って!

 

 

大変ですね!

 

 

地上1メートルを

滑空する重さ

10キロ超の物体

 

・・・怪我がなくて

何よりです

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最近の英国の

トップニュースの一つは

「老舗デパート『ハロッズ』の

複数の元従業員が

元オーナーに性的暴行を

受けたと証言、

この問題をハロッズは

認識していながら

隠蔽工作をはかった、

その証拠を報道機関は入手」。

 

この元オーナーというのが

富豪モハメド・アルファイド氏。

 

故ダイアナ元妃とともに

交通事故で亡くなった

ドディ・アルファイド氏の父。

 

モハメド・アルファイド氏は

去年亡くなっています。

 

詳しくはBBCのこちらの

和文記事をどうぞ。

 

何が悔しいって

被害に遭った女性たちは

過去に何度も声を

上げようとしているんですよ。

 

ロンドン警視庁も

被害の申し立てが

あったことを

把握しているんですよ。

 

検察庁にも話は届いていた、

でもアルファイド氏は

起訴されなかった。

 

・・・あれ?

 

当時の検察トップって

もしや今の英国首相

キア・スターマ氏・・・?

 

スターマ首相は現在

支持者に自分と奥様の

『お仕事用の服』を買って

もらっていた賄賂疑惑と

スー・グレイ問題

(保守党のジョンソン元首相の

ロックダウン中の宴会疑惑を

調査担当した公務員のグレイ氏が

その後辞職し労働党に所属、

現在スターマ首相の

首席補佐官になって

高給を得ている事態が

『それっていいの?』と

取りざたされている)を

抱えているのですが

これはもしや

第三の爆弾になるか?

 

まあでもそれは二の次です。

 

被害者が

救済されることを望みます。

 

これは性犯罪だけでなく

すべての犯罪で

私が望むことなんですが、

でも性犯罪における

被害者の『救済』って

何なんでしょうね?

 

盗難事件なら

盗まれた物品が戻って来て

盗人がそれなりの刑を受ければ

被害者もある程度

納得できますけど、

組織ぐるみの性犯罪で

主犯は死去しているとなったら

どうすれば被害者は

心の安定を手に入れられるのか。

 

そうした被害者の治癒というか

立ち直りを支援するために

存在するのが被害者援護団体で

スコットランドの首都

エジンバラにある

レイプ・クライシス・センター

ERCC, Edinburgh Rape 

Crisis Centre)もその一つ。

 

性犯罪の被害者は

こうした組織に連絡すれば

少なくとも『守られる』、

『守られているという

気持ちが持てる』、と世間は

そう思うじゃないですか。

 

しかしこの点で

ERCCは現在

批判されておりまして。

 

本来なら被害者第一主義で

なければならないところを

はき違え、『女性だけの空間を

提供します』という約束を破り。

 

私は性差別はよくないと思う、

就労機会は性差に関係なく

能力ある万人に

与えられるべきと思う。

 

ですが性犯罪という

異常事態に巻き込まれた

被害者、性の問題で

深く傷ついた人が

「私は男性と同席したくない」と

願うなら、せめて

ERCCのような組織こそが

そうした場所を

提供すべきではないか。

 

だって日常生活では

そんな環境は

手に入らないんですから!

 

でもERCCは

そうしなかったんですよね・・・

 

自分のケアを担当する人の

性別を知りたい、という

被害者の希望を無視し、

「もっと被害者側の心に

寄り添うべきではないか」と

声を上げた従業員を

「トランス嫌悪症」、

差別主義者だ、として

クビにしたりしたんですよね・・・

 

これはその後

不当解雇であることが認められ

ERCCのトップが

辞任する事態となりました。

 

この辞任したERCCの

トップはトランス女性

(出生時は男性だったが

現在の性自認は女性)でした。

 

この人は「特定の性別を

嫌だと感じる人は

差別的であるのだから

性犯罪被害者でも

それを克服するよう努力すべき」と

発言した過去もあり・・・

 

でもこの人をERCCの

CEOの座に就けたのは

別の人であり、今回この人が

辞任したからそれで大団円という

わけでもなかろう、という話で・・・

 

ちなみに不当解雇が

認められた従業員

(ERCCはもっと被害者に

寄り添うべき、と声を上げた人)は

現在小説家のJ.K.ローリングが

資金提供をしている

犯罪被害者女性支援団体で

働いているそうでございます。

 

こちらの団体は

職員としてトランス女性を

雇わないことを公言し、

それにより一部から

『差別的』と批判されています。

 

性犯罪の被害者となった

トランス女性のサポートは

行わないともしています。

 

その点ERCCは

性犯罪被害者となった

男性の支援もしています。

 

これ、どちらか一方だけを

肯定も否定も

するのは難しいですよね・・・

 

ともあれハロッズの件は

これから正しい司法の裁きが

行われることを願います。

 

女性たちの申し立てが事実なら

この人たちは長い年月加害者が

名士として持ち上げられ

悲劇の父として同情され

テレビドラマで

『気のいいおじさん』として

描写されるのをどんな思いで

目にしてきたのか。

 

想像するだに辛い話です。

 

 

アルファイド氏は

名門フットボールクラブ

『フルハム(Fulham)』の

オーナーも務めていたのですが

今回の事態を受け

フルハムが声明を出して

「当時我々は所属の

女子選手を守るため予防策を

講じておりました!」

 

・・・思うところは

色々ありますが、つまりこれは

某ジャニーズ事件と同じで

業界では『周知の秘密』

だったのでしょうか・・・?

 

しかしこういう問題は

確証がなければ

周囲も手を出せない、

というのが本当に

難しいところだと思います

 

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日本の大雨、

皆様お気を付けください

 

さて我々が

英国盲導犬協会から

盲導犬候補生を

短期お預かりするのは

これが初めてではございません。

 

先方としては特に

わが愛犬アーシー

(元盲導犬候補生)の存在が

「あれは使える」みたいに

なっている雰囲気もあり・・・

 

関係者の間で

アーシーは仔犬好き

有名なのです。

 

これはわが愛犬の

生来の気質、と

喜んでいた私なのですが

・・・今回我が家に

短期滞在している仔犬は

年齢をまだ月齢ではなく

週数で数えるほどの幼さ。

 

 

アーシーは先輩として

仔犬相手にしっかり遊び相手を

務めてくれてはいるんですけど、

いるんですけど、

・・・もしかしてアーシー、

ここまで幼い仔犬は少し

苦手なのかもしれません・・・

 

 

その気持ちは!

 

わかる!

 

私も割と子供相手は

得意なほうなんですが

対象年齢は小中学生、

幼稚園児も何とかなる、

でもその・・・正直

「バーブー」年齢の赤子とは

どう付き合えばいいのか

皆目見当がつかない・・・!

 

(なお世間には

『バーブー』年代の

子供の相手は

滅茶苦茶得意だけれども

小学生相手はもう無理、

という人も存在する)

 

幼い黒犬ちゃんは

それは仔犬なので

元気は有り余っているし

ちょっとしつこいところも

あるんですが、でも過去には

私とアーシーは

もっと体力馬鹿で

もっとしつこい

大変な子犬とつきあってきた!

 

でもその時のアーシーは

ここまで

「もう勘弁して」みたいな

顔は私にしてこなかった!

 

 

・・・アーシーは

幼すぎる仔犬が不得意なのか、

それとも年と重ねるとともに

「もうそろそろ仔犬の相手は」

みたいな心境になってきているのか、

ともあれ基本的には

仲良くやっている2匹です。

 

 

 

子供相手が得意なあなたも

赤子相手のほうが上手なアナタも

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