ところでこの夏

何故我々が甥っ子を

日本から1人、英国から1人の

計2名お招きしたのかと申しますと、

もともとは日本産の甥っ子が

英語の勉強のためにこちらに

来たいって話だったんですよ。

 

それを「勿論いいよ!」と

安請け合いしてから

ふと不安になったのが、

甥っ子が日本から

来るじゃないですか。

 

わが夫(英国人)は

仕事があるじゃないですか。

 

避けたい事態その1:

甥っ子の滞在中、

私と甥っ子が日本語で

会話をしてしまう。

 

それじゃあ英語の勉強に

ならないじゃあございませんか。

 

まあ私としては2週間

甥が泣こうが喚こうが

英語で話をし続けることも

やぶさかではなかったのですが

その場合に生じるのが

避けたい事態その2:

甥っ子の英語が

私の英語に似てしまう。

 

いや私はそれなりに

英語を喋れていますよ、

何だったらある程度は

『仕事で使えるレベル』ですよ、

でも、でもですね、やはり

結局のところ私の英語は

『英語を母国語としない人』の

それなんですよ、どうしても。

 

元々の素地がアメリカン・

イングリッシュだったところに

『スコットランドの皆様に

通じやすい発音』を追加した

いわば『和風アメリカン英語

~スコットランドの

地方色を添えて~』みたいな。

 

もちろん甥っ子のために

初心に帰った『きれいな発音、

学校で習ったイングリッシュ』を

話すことも出来はするんです、

でも私がそれをすると・・・

 

何故か脳内で

某スタースクリームが

のさばりはじめて・・・

 

 

 

 

イヤじゃないですか、

親族内に2人も

スタースクリームじみた

話し方をする人間がいるのって。

 

あれは集団内に1人で十分。

 

というわけで夫の故郷

北イングランドから

英国産甥っ子を

招集したのですが

・・・まさかあの子が

今あそこまで

無口になっていたとは・・・

 

 

甥っ子たちが滞在中、

夫の弟その3(年上女性に

妙にウケがいい独身貴族)が

電話をかけてきて

「で、日本から来たその子は

英語で会話が出来るの?」

 

夫が答えて曰く

「イングランドから来た子の

数倍、英語で話が出来るよ」

 

ただまあ英国産甥っ子が

いてくれたおかげで

我々の基本使用言語は

英語一択でしたし

(日本産甥っ子は

『日本語がわからない人が

いるところで日本語を

使うのはよくないでしょ』と

考え行動するタイプ)

(どうしても日本語を

使いたい時は英語で

『日本語を使います、ごめん』

と断りを入れていた)

(さりげなくすごいと思った)、

発話は伴わないものの

気が付けば甥っ子二人は

それなりに仲良く

遊んでいた様子でしたし。

 

なお甥っ子の

英語力に関しましては

ここまで事前策を

練ったにもかかわらず・・・

 

・・・わが甥っ子に・・・

 

私の口癖が

うつっちゃって・・・!

 

気がついたら一般英語話者が

「わかりました」と言うところを

「納得、合点、理解理解

(スタースクリームの口調で)」

みたいに言っちゃっていて・・・!

 

最初に甥っ子がそんなことを

口にしているのを耳にした時は

何事かと思いましたよ。

 

外国語習得って難しいですね!

 

 

でも伯母の欲目を抜いても

甥っ子の英語力は滞在中に

にょきにょき伸びました

 

伸びたというか、たぶん

日本で勉強をしてきて

それを実地で試す機会を得て

どんどん自信を

つけて行ったというか

 

・・・やっぱり何事も

大事なのは予習か!

 

つまり仕事で言えば

下準備か!と私は己の

労働姿勢を見直しましたよ・・・

 

人生日々学びですよ・・・

 

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