昨日までの『ウッドランド・

ガーデン』の話の

続きというか余話というか。

 

英国の田園地帯でよく見かける

『ロードデンドロン

(Rhododendron)』という

花のことを私はずっと

『ツツジ』と和訳しておりまして。

 

英国のツツジは

デカいなあと感心しつつ

「ロードデンドロンには

毒があるので気をつけないと」

などと言われると

「いや待て、私は子供の頃

ツツジの花の蜜を吸って

遊んでいたが?」と

不思議に思っていたのですが、

皆様、英国の人々の言う

『ロードデンドロン』は

ツツジ科ツツジ属の

『シャクナゲ』の

ことみたいなんです!

 

 

 

 

あ・・・!

 

ああ!

 

そうだよ、だって

『ツツジ』は英語で

『アゼリア(Azalea)』だもの!

 

 

 

 

そんなわけで

ロードデンドロンなんですが、

このロードデンドロンの毒が

英国でどれほど

厭われているのかと申しますと

基本的に近くに家畜がいる場合

こちらの花は伐採対象。

 

葉っぱや花を羊や馬が

誤って食べてしまうと

命にかかわるのだそうです。

 

我が家の敷地にも以前は

いくつかロードデンドロンが

咲いていたものの

某雄羊を預かる算段になった時に

すべて根元から切り倒しました。

 

そんなわけで我が家に現在

シャクナゲはないのですが、

出かけた先で見かけると

やはりこれは観賞花として

人気なのもわかるよな、という

思いを強くいたします。

 

 

家畜のいない格調高い

『庭園』とか『植物園』に

またよく似合うんですよ!

 

自宅から半径1キロの

ご近所さんでは人間の数より

圧倒的に羊・牛の数のほうが

多いであろう田舎で

暮らしておりますと

ロードデンドロンが

植えられている土地は

イコール「あ、ここ、

家畜とかがいないんだな」な

認識でございます。

 

売りに出された地所で

ロードデンドロンだけが

ばりばり切り倒されていたら

「これは土地の購入者は

ここで羊か何かを

放し飼いにするつもりだな」と

推察できるというか・・・

 

私のことは牧畜シャーロック・

ホームズと呼んでください。

 

というわけでおまけに

例の森林庭園で出会った

キノコの写真でございます。

 

 

・・・わが夫は山や森で

キノコを見つけると必ず

「ほら!いつも君のブログを

読んでくれる皆さんのために

この写真を撮らないと!」

 

 

・・・まあ樹木写真も

一部の皆様には

好評だったようだし・・・

 

 

そんなわけで

森の写真を

お届けいたしました。

 

 

英国最大の

ロードデンドロンは

イングランドに

存在するらしいのですが

今年は開花が例年より

早かったそうです

 

こちらの写真、ぱっと見

「え?これはシャクナゲじゃなく

ツツジじゃない?」と

思ってしまいそうですが

記事本文によるとこれ、

高さが30メートルあるそうです

 

動画、見られますか?:

 

・・・30メートル?

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