英国の移動生活者(いわゆる

ロマ/ジプシー)である

『トラヴェラーズ』のことを

知りたいと思った私は

まずはネットで

色々検索してみたのですが

・・・これがもう正直

よくわからないというか

情報量が多すぎるというか

内容がまとまって

いなさすぎるというか。

 

変なところが漠然としていて

変なところが

細かすぎて、みたいな。

 

これは私が知ろうとした内容が

問題なのではなく、ネットでの

情報収集はある程度の

基礎知識がないと難しい

ということなのかなと。

 

つまりそういうネット上の

資料を読んでいて怖いのが

ネット情報ってどこからどこまでが

『裏付けされている』か

わからない点で、

つまり『文責』が

どこにあるのかが不明確。

 

なにせ自分側の知識が

ゼロに近いため

悪意を持つ誰かがそこに

虚偽情報を紛れ込ませていても

私にはその判断のしようがない。

 

このままだと

自分が気づかないうちに

誤情報に基づいた判断、

すなわち偏見を

抱いてしまう可能性が高い。

 

こういう場合はやはり

著者名のはっきりした

本を読むに限る!と

まず最初に

手に取ろうとしたのが

キャサリン・クオンビー

(Katharine Quarmby)著

『No Place to Call Home』。

 

 

 

 

英国のトラヴェラーズ問題を

少し知ろうとすると必ず出てくる

エセックスのデール・

ファーム問題を題材とした

ノンフィクション作品。

 

これを数年前の年末に

自分用の冬のプレゼントとして

ネットで注文し、結果、

待てども待てども本が届かず。

 

 

勿論催促というか

メールなどで何度か

問い合わせはしたんですが

なしのつぶてで

最後の手段で

本社オフィスに電話を入れ

「販売担当者につないでくれ」

と言ったら

数秒後に言われたのが

「アッ、こちらの本現在

在庫がございません」

 

・・・在庫がないのは仕方がない、

だけれどもその気になったら

そっちの端末で

数秒で調べられることを

何故君たちは数か月間

放置したのか、という・・・

 

ちなみに違う本屋には

その間もずっと在庫があって

・・・こっちの本屋に

在庫がないとなったなら

私はすぐそっちの

本屋に注文を入れたんですよ!

 

そんなこんなで『違う本屋』から

お目当ての本が届いたのですが

その時点で私の

『本を読みたい度』は

ひどく減少していてですね・・・

 

本好きの皆様には

きっとわかっていただける

この気持ち。

 

読書欲には旬があるんです!

 

というわけでこちらの本は

しばらくわが本棚の

飾りとなっていたのでした。

 

続く。

 

 

デール・ファーム

問題については

こちらのBBCの記事

簡潔に時系列を

まとめているかな、と

 

英文ですけど

 

読書欲の旬がわかるあなたも

それは「怠け」の

言い訳では?と

小首をかしげるアナタも

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