先週の金曜日と土曜日、

我が家の周辺では

鳥たちが群れを成して

あちこちを飛び回っていて

まるで空を舞台にした

『スイミー』状態というか。

 

 

 

 

(映画『鳥』までは

いきませんでした)

 

 

 

 

結果、私の洗濯物は

2日間で合計3回

直撃弾を食らい、

つまり鳥のナニが付着し

消毒再洗浄コースとなり・・・

 

わが敷地で

大騒ぎしていたのは

主に燕(つばめ)なのですが

犬と散歩に出たら

近所の牧草地では

茶色い雀サイズの小鳥が

やはり集団を形成して

大宴会を開いておりました。

 

わが夫(英国人)は

「僕の大事なナナカマド

(mountain ash)の木々が

今年もきれいな赤い実を

たくさんつけていて

とても可愛かったのが、

この2日間でほぼ

丸裸にされてしまいました!」

と驚いていたかと思ったら

「熟すのを待っていた

ブルーベリーの実も

この2日間ですべて何者かに

食べられてしまいましたよ!」

 

夫曰く、これは野鳥たちに

『渡りの季節』が

やって来たのではないか、と。

 

スコットランドで

夏を過ごした燕たちは

冬は南アフリカで生活、

そのために海を越えて

まずは西フランスへ、

ピレネーを越えて

スペインからモロッコへ入り、

そこから一部は

サハラ砂漠を突っ切り、

一部はアフリカ

西海岸航路をとり

また一部はナイル沿いの

東ルートをとるそうです。

 

RSPBの説明はこちら

 

それだけの大移動の前、

体力をつけるためにも

『食いだめ』をしたい

気持ちはよくわかります。

 

日曜日からこっち、

我が家に滞在する燕の数は

目に見えて激減しました。

 

 

7月の末、わが夫は

自宅前の電線に60羽の

燕がとまっているのを

数えたそうですが、

彼らはそこからまたもう一度

たまごを産んでヒナを育てての

一族増員活動に勤しんだようで

・・・今もまだ一部の巣には

ヒナが残っているんですが

「あの子たちはどうなるんだ」

 

「渡りの第二陣が

組織されるか、もしくは

このまま置いて

行かれるかじゃありませんか」

 

野鳥の世界も厳しいなあ。

 

ちなみにスコットランド

および英国はこの月曜日から

盛夏が戻って来たかのように

突然気温が高くなり

ロンドンは週末に30度を

超えるのではないかと

予報が出ています。

 

まあ私の住んでいるあたりは

最高気温25度前後の

見通しなんですが

・・・今年最後のBBQを

こっそり計画しております。

 

ちなみにこれはいわゆる

『異常気象』というか

『普通じゃない

お天気』だそうです。

 

・・・今週中に家周りの

高圧洗浄を終えたい所存です。

 

 

 

ところでお聞きになりました?

 

英国第二の都市

バーミンガムが

財政破綻を宣言ですよ

 

ついこの間(2022年)

コモンウェルス・ゲームの

開催都市として成功をおさめ

まさに『繁栄を誇る』という

感じであったのが・・・

 

盛者必衰は世の常なんでしょうか

 

それでも鳥は渡っていくし

この季節外熱波のあとは

英国にはどうやら

寒さがやって来そうです

 

でもね!私の感覚としては

芝刈り機が使えるうちは

まだ『夏』ですから!

 

・・・日本て今

どのくらい暑いんですか?

 

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