本日のタイトル、
ケムトレイルとか
そういう話では
なくてですね。
私が現在オランダの
フラッグ・キャリア、
KLMオランダ航空を
毛嫌いしていることは
皆様ご存知かと思うのですが
(毛嫌いの理由は
お読みください)、
以前も言及しましたけど
KLMとエールフランスは
経営統合をしているんです。
さて、スコットランドの
エジンバラ空港から
羽田空港に行きたい場合、
直行便はそもそもなく、
利用者はまずエジンバラから
ロンドンのヒースロー、
パリのシャルルドゴール、
オランダは
アムステルダムの
スキポールなどに飛び、
そこで飛行機を
乗り換えなくてはならない。
ヒースロー乗り換えの場合は
それがBA(ブリティッシュ
エアウェイズ)便となり
パリの場合はエールフランス、
スキポールの場合は
KLM便利用となる。
で、エールフランスと
KLMは提携をしているので、
エールフランス(AF)の
サイト上で『エジンバラ発
羽田行き(乗り換え1回)』と
利用便を探すと、
パリ乗り換えのAF便の他に
スキポール乗り換えの
KLM便のチケットも表示される。
逆もまた然りで、
KLMのサイトでも
パリ乗り換えの
AF便航空券が購入できる。
それで時々、この
KLMサイトで表示される
AF便の値段が
AFサイトが表示している
AF便の値段よりも
安いことがあるんですよ。
同じ乗り継ぎ、同じ便、
座席クラスも多分同じなのに。
これって不思議じゃありません?
自社サイトで自社便を
多少安く融通できるなら
まだ納得できるんですけど。
それで私は陰謀論者なので
つい色々考えて
しまったんですが
・・・これ、もしかして
KLMは近いうちに
日本路線から手を引く
予定なんじゃないかな、と。
多少無茶な集客をして
ブランド名を汚しても
数年のうちにその看板を
そもそも外す予定だから
別にそれでいいや、的な。
やだ、KLMってお得、
みたいな感じに
KLMサイトで
チケットを買ったお客が
私が経験したように
ダウングレードだの
クレーム請求の
たらいまわしだのを受け、
「ええい!もういい!
今回の損は勉強代とする!
その代わりKLMは
二度と使わない!」と
なったところに
エールフランスが涼しい顔で
「ボンジュール、では
次回からは
当社をシルブプレ」と
滑り込んでくる、みたいな。
KLMは立つ鳥として
跡を濁しつつも
お客様からの
勉強代徴収で財政を潤し、
そしてAFはAFで
「一般消費者の瞳に
KLMとAFは完全なる
別団体に映る」利点を
生かしていく作戦。
考え過ぎかしら・・・?
でももしも本当に
こんな戦略が
エールフランス・KLM内に
存在しているとしたら
それにうかうかと
乗せられているのが私です。
いやだって人間というのは
どうしても比較を
してしまう生き物ですから、
AFも別にそこまで素晴らしい
航空会社じゃないですけど
(たとえば食事の質などは
過去15年でかなり
落ちてきていると思う)
「KLMと比べたら格段に
マシ」みたいな評価に
なっちゃうんですよ!
(主な高評価要因:突然
ダウングレードとか
してきたことがないから)
(評価基準が低すぎて
自分で自分が可哀そう)
なおKLMが日本航路から
手を引くのは
スキポール空港の
混雑緩和の観点からしても
悪手ではないと思います、
KLMの経営側にしてみたら。
まあ何故こんなことを
つらつら考えているのかと言うと、
KLMのこのやる気のない
サービス姿勢、私は過去に
経験したことがあるなあ、と
記憶をたどってみましたところ、
2003年に破産保護の
申請をしたエア・カナダ、
2015年に日本路線の
運行を終了した
ヴァージン・
アトランティックが
その少し前
こんな感じだったんですよ。
エア・カナダは
顧客クレームに
対応する気がまったくなく、
ヴァージンは機体の
メンテナンスに
手を抜き始めていました。
さてKLMはどうなることか。
素人が勝手を
言っているブログです。
お帰りの前に1クリックを
↓