昨年末の帰国便の
チケットをめぐって
KLMオランダ航空と
色々あった私です。
まあ『色々』については
よかったらご覧ください。
それでですね、私は
『泣き寝入り』とか
本当に悔しくて
嫌なんですけど、
でもこの件に関して
この時点までに費やした
時間や精神的重圧・
疲労を考えますと、
多少金銭的に損はしても
もうKLMとは手を切りたい、
という気持ちになりまして。
それこそ向こうの
思う壺かもしれませんけど!
問題のチケットをキャンセルして
払い戻しを受けて
改めて航空券を予約するとなると
この数か月の間に航空券代は
高騰しているから
最初に支払った額より
高い額を低いグレードの席に
支払わなくては
ならないことになりますが、
でももうそれでいい!
私、KLMとは
縁を切りたいんです!
「というわけで
チケットの払い戻しを
受けることは可能ですか」
窓口のお姉さんは明るい声で
「はい、可能でございます!」
「・・・念のため
確認しますけど
この場合払い戻し額は
満額ですよね?」
「それは現時点では
お答えできません」
「えっ、どうしてですか?」
「払い戻し額は担当部署が
決定することに
なっておりますので私からは
何ともお答えできません。
払い戻し手続きを続けますか?」
「えーと、手続きの流れを
教えてもらえますか?」
「払い戻しをお客様が
ご希望になる場合はまず
お手持ちのチケットを
キャンセルしていただきます。
それから払い戻し手続きが
開始されます。通常
手続き完了には1か月
見ていただいております」
「つまり私が払い戻しを望むなら
払戻額はわからないままに
まずチケットをキャンセル、
放棄し、それからそちらの
采配を待つ、ということに?」
「左様でございます」
「内容があまりに衝撃的で
私が何かを誤解している
気もするので簡単な言葉で
もう一度確認させてください。
つまり私が払い戻しを望むなら
まずチケットをキャンセルする。
するともう私はそのチケットを
使えなくなる。私の手元には
何もない状態になる。
そして1か月待つとKLMから
『払い戻し額はこちらです』
という連絡が来る」
「はい、そうです」
「・・・つまり私がチケットを
キャンセルしますよね?
私にとってはかなり高額な
チケットなんですけど、それを
手続きのために放棄して、で、
1か月後にKLMから
『払い戻し額は5ポンド
(千円)です』と言われても
私はそれを受け入れるしかない、
ということですか?」
「もしも払戻額に
ご不満がある場合は
その際改めてお問い合わせを
いただければ・・・」
「私が今回の件でどれだけ
窓口でたらいまわしを
受けていると思うんですか、
そちらの手元に
記録もありますでしょう」
「・・・払い戻し手続きを
開始なさいますか?」
「逆にお尋ねしますけど
もしあなたが私の立場だったら
『そうかあ!払戻額が
タダ同然の可能性もあるけど、
チケットをキャンセルして
交渉材料を放棄しちゃえ!』って
思いますか?こんなことを
言うと私がKLMのことを全然
信頼していないみたいですけど、
ごめんなさい、ここ数か月の
経験から、今私はKLMをまったく
信じられなくなっています。
あ、これはKLMの事業批判で、
オペレーターであるあなたは
仕事上仕方なくこういうことを
私に言わなくちゃ
いけないってことは
わかっているので
個人的に気にしないように
してくださいね」
そんなわけで私はKLMに
(窓口の方々の助言に従い)
オフィシャル・クレームを
入れることにしたのであった!
続く。
いや、あそこで
「じゃあ払い戻し手続きを
開始してください」って
言える勇気が
皆さんにはあります?
私はありませんでした、
臆病者でごめんなさい
蛮勇のあるあなたも
肝っ玉の小さいアナタも
お帰りの前に1クリックを
↓