母(イメージ武将:豊臣秀吉)に
それなりに形が出来てきている
(ような気がする)ピアノ版
『春の海』でございますが。
こう・・・何でしょうか、
闇雲に正しい音を
指で押さえるだけでなく
全体の調子に気を配ることが
出来始めているというか・・・
というわけで本日もまた
鍵盤に向かって
ガチャガチャ
やっておりましたら
母が隣にやって来て
しばらく私の出す音を
聞いていたかと思うと
「そこ。そこね、タン♪
タララン♪タララン♪
タララン、タララン♪」
「え?間違ってないでしょ?
タン♪タララン♪タララン♪
タララン、ターラーラン♪」
「音は合っているんだけど、
タララン、タララン♪」
「ああ、音をタメるなってこと?」
「タメとかじゃなくて、もっと
タララン、タララン♪で」
でも母の言うとおりに弾くと
最後の部分のテンポが
楽譜に表示されている速さの
倍になってしまうしな、と
改めて楽譜を確認しましたら
・・・なんと私の譜読み間違い、
母の指示する
テンポが正調でした・・・!
これは母がすごいのか
それともそれとは逆の意味で
私のほうがすごいのか・・・!
なお、母曰く
わが『春の海』は現在
「よくなってきた」そうで。
聞いた時はねえ・・・」
「ね、あの時は楽譜を
読み始めて1週間目で
やっと通せるようになった
ばかりだったしね」
「あの頃はアナタ・・・
下手・・・!でした!」
「お母さん、
ブラートオブラート」
「下手というより・・・」
「というより?」
「ドヘタ・・・!」
「オブラートオブラート!」
練習は続いています。
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