今は亡き

雄鶏橙(だいだい)閣下の

未亡人である白黒夫人と

忘れ形見である黄黒夫人の

古株雌鶏2羽と

ほとんど事故の態で

我が家にやって来た

黒色烏骨鶏雄鶏

通称黒太子君の計3羽

 

 

この初夏加わったのが

青色たまごを産む雌鶏姉妹

 

 

この時点で我が家の

ニワトリ総数は5羽でした。

 

しばらくはこの5羽体勢で

我が家のニワトリ事業は

進んで行くのかと思っていたら

夏の終わりに

さらに2羽が追加参入。

 

わが夫(英国人)の妹が

台所で育てたという

(聞き直しましたが

間違いなく『台所』でした、

つまりニワトリの室内飼い

そんなこと可能なんですか?)

この春生まれのニワトリ兄妹。

 

屋内で人間とともに

育ってきただけあって

非常に人懐っこく

我が家に到着したその日から

人間の手のひらの上の餌を

何のためらいもなく口にし

ついでに犬のこともほとんど恐れず。

 

 

 

え?だってこの犬、ペットでしょ?

噛まないよう躾けてあるでしょ?

くらいの達観ぶり。

 

 

そのようなわけで我が家の

ニワトリ総数は7羽となり

「この新しい雄鶏と雌鶏、

どう呼びましょうか。何か

いい名前はありますか」

 

「『公爵(デューク、Duke)』と

『公爵夫人(ダッチス、

Duchess)』でどうだ」

 

「・・・ああ、この子たちが

サセックス種だからですか?」

 

まあ私はそんなに

王室ゴシップが

得意なほうでは

ないんですけれども。

 

公爵夫妻の加入により

鶏集団に起きた変化としては

大犬アーシーが

我が家に来て以来

ニワトリたちは前庭から姿を消して

牧草地のほうで日中を

過ごすことが多くなっていたのが

公爵殿下はまだまだ育ち盛りで

常時お腹が減っているのか

隙あらば前庭に潜り込んで

窓越しに人間に

餌のおかわりを要求するため

 

 

気がついたら最近

他のニワトリも前庭を

ウロウロしていることが多くなり。

 

 

一時期に比べてわが愛犬

アーシーも分別がついて来て

むやみやたらにニワトリを

追いまわすこともない、ということが

あちらにも理解されたというか。

 

夫待望の新人雄鶏による

烏骨鶏黒太子

追い落としについては

まだその時期は来ておりません。

 

が、ここ数週間、公爵殿下は

前庭で発声練習を開始、

それを聞いた黒太子も

牧草地で音階練習を開始、

これは戦いの日は近いか!

と思っていたらそれより先に

先日、青色たまご姉妹

(初夏に我が家にやって来た

雌鶏姉妹)が公爵殿下のことを

追いまわし蹴り飛ばし・・・

 

君たち・・・

 

ともあれ、鶏集団は

活気に満ちて楽しそうです。

 

 

最年長白黒夫人も

思いのほか元気。

 

 

2021年ニワトリ報告でした。

 

 

サセックスというのは

ほらあれですよ

サセックス公爵

(Duke of Sussex)、

すなわちハリー王子

 

・・・ああ!と膝を売ったアナタも

まだよくわからないあなたも

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