さてダニエル・クレイグが

ジェームズ・ボンド役から

引退することが

正式に決定した今、

世の007ファンが知りたいのは

『次のボンドは誰になるのか』。

 

これまでのボンド俳優は

身長・髪色などは違えども

基本的に皆『白人男性』。

 

次世代ボンドは『白人』では

なくなるんじゃないか、とか

『男性』でも

なくなるんじゃないか、とか

色々言われているんですが

幼き頃からボンドを愛する

わが夫(英国人)などは

「『中肉中背』で『暗い髪色』なら

それは原作に忠実な

ジェームズ・ボンドですから

白人じゃなくても

問題ないと思います」

 

 

 

 

「ボンド役が女性になる

可能性についてはどうお考え?」

 

「その場合、

名前はどうなるんですか?

あの名セリフ『私はボンド、

ジェームズ・ボンド』は

絶対に必要ですよ」

 

「ダブルオーナンバーとともに

名前も襲名・・・いや駄目か、

最新作で新しい007は

ボンドとは違う名前を

名乗っちゃっていたものな」

 

あと強くてモテるスパイ女性を

主人公に映画を作りたいなら

それは別に『007シリーズ』として

作らなくてもいいような・・・

 

なお夫はもしも次のボンドが

女性によって

演じられることになっても

「僕は映画館に行きます。

むしろ行かずには

済ませられません」

 

「でも君はそう言うけれども

世の多数派のボンド映画ファンの

男性が求める映画とは

ちょっと違う出来になるかも

しれないよな、それは。

だってボンド映画は言ってみれば

『男の夢の総決算』

みたいなところがあるだろ?

世界で一番強くて賢くて

カッコよくてセクシーで

女性にモテモテな

絶対敗北しない男性像に

自分を重ねて

気持ち良くなるというか・・・

世界で一番強くて賢くて

美しくてセクシーで

モテモテな常勝女性に

彼らは自己を重ねることが

できるのだろうか?」

 

「その場合男性観客は

女性ボンドと

性的関係を結ぶ男側に

自己投影するんじゃないですか?」

 

「なるほど、『ボンドガール』ならぬ

『ボンドボーイ』か。待てよ、

既成概念の打破を狙うなら

新しいボンドは

白人ではない女性の

同性愛者、というのもアリだよな。

これは物語を発展させる

甲斐がある設定だぞ。

あ、でもそうしたらこれまで

ボンド映画を支えてきた

『モテ男』幻想が必要な

男性観客を置き去りにしちゃうか」

 

「いえ、大丈夫ですよ。

誤解を恐れず言えば

そういう男の人たちって

女性同士の恋愛に

実はものすごく興味を

持っているものですから!

『ボンドが女だと!

性関係を結ぶ相手も女だと!

けしからん!』って言って

怒ったフリをしてきっと

映画館に足を運びます!

これは大ヒットの予感です!」

 

ただそれは本当に

『007』シリーズでなくても

いいではないか、という気が

私はするんでございますけれども。

 

来年の私から夫への

クリスマスプレゼントは

『ダニエル・クレイグ主演

007シリーズBOXセット(DVD)』に

なりそうな見通しです。

 

 

しかし次回作のボンド役は

これは難役ですよ

 

ダニエル・クレイグが

あまりにも

はまり役でしたからね

 

『Next James Bond』と検索すると

色々記事が出てきますが

正直ダニエルに比べると

皆様見劣りがしてしまう

 

撮影までに体を作り直せる

自信はあるのか貴様、みたいな

 

画像一覧で

ラシャーナ・リンチが

ある意味一番強そうで

カッコイイってどういうこと?

 

・・・ラシャーナなら

「私はボンド、

ジェームズ・ボンド」の

セリフもさらっと

こなせてしまいそうな・・・

 

ラシャーナ、恐ろしい子・・・!

 

 

 

月影先生のように

白目を剥きながらの

1クリックを


ヨーロッパランキング