庭のブラックカラント

(Blackcurrant、カシス、

クロスグリ)の収穫が

そろそろ完了しそうです。

 

 

・・・ここまで、

長い戦いでした・・・!

 

「今年のクロスグリはこれ、

かなりの豊作だよな?」

 

毎朝獲りたてのクロスグリを

ヨーグルトと一緒に食べたのは勿論、

一部は冷凍に回すことも出来まして。

 

「ええ、これで冬の間の

ビタミン補給もばっちりです!」

 

先週末はせっかくだから、と

近所の人たちを

『ソーシャル・

ディスタンシング・

フルーツピッキング

(社会的距離を保っての

果物摘み)』にご招待。

 

隣人が畑のカシスを積む間

私と夫(英国人)は

4メートルくらい離れたところの

垣根にもたれかかって

揃って談笑、みたいな。

 

楽しかったです。

 

さて、ブラックカラントを

使ったデザートでは

私は『フール』派。

 

対して夫は『パイ』派。

 

 

アイスクリームの助けなしには

食べられないほどに酸っぱいパイに

夫は幸せを感じるのだそうです。

 

 

この脳天が痺れるほどに

酸味の強いパイを食べている時に

私はふと天啓を得まして

今年はカシス入り

チーズケーキを作ってみました。

 

 

グースベリーと

ラズベリーも入っています。

 

美味しいことは

美味しかったんですが、

あれですね、クロスグリは

加熱すると間違いなく

酸味が増しますね。

 

もう少しチーズケーキ側の

甘みを増やしておけば

よかったのかもしれないんですが・・・

 

甘味と酸味が『お互いを

引き立て合う』のではなく

『相殺!すなわち

差し引いて帳消し!』みたいな・・・

 

美味しかったんですけど!

 

(ムキになるところが怪しい)

 

そんなわけで

今年の我が家は

ブラックカラントが

例年以上に実をつけてくれて

「・・・妻ちゃん、でも

これってもしや飢饉の

前触れですかね?

言いませんか、

凶作の前の年は妙に

畑の実りがいいって」

 

「君はもっと楽観的な

物事のとらえ方をする人間だと

思っていたんだがな」

 

「でも今年のブラックカラントの

出来は上等すぎますよ。

あと白玉ねぎも

変にうまく育っているし」

 

「でもラズベリーは壊滅的で

赤玉ねぎも期待倒れだったろ。

大丈夫、帳尻はあっている」

 

「ああ、そういえばそうですね」

 

・・・そうなんですかね?

 

さて、次の注目は

ブルーベリーでございますよ!

 

 

わが家のブルーベリーは

花はついても

実がならなかったり

実が色づいてもそれを全部

怪しい鳥どもに

食べられてしまったりで

ここまで割と愉快な収穫結果を

記録してきているのです

 

「今年はね、ネットをかけます!」

と夫は妙にやる気です

 

その心意気が吉と出るか凶と出るか

 

クロスグリがお好きなあなたも

ブルーベリーのほうがお好みのアナタも

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