そんなわけで我が家の

盲導犬候補生アーシー(仮名)、

ついに出血が・・・つまり

発情期が始まりました・・・!

 

震える手で担当の

訓練士さんに連絡をすると

「ああ、やっと(Finally)?」

 

・・・何ですかその言い方!

一瞬思ったわけですが

冷静に過去を振り返るに

私はこの2ヵ月、いや、もう3ヵ月近く

「これ、発情期かも!

もう実は始まっているかも!」

とかなんとか事あるごとに

騒いでいたようないないような・・・

 

で、こちらの訓練士さんに

先日の個人訓練の際に

これから1ヵ月の練習内容などは

細かく教えていただいていたのですが

『発情期の対処法』の詳細を

訊きそびれていたな、と

「えーと、確か今日、

合同訓練会がありましたよね?

そこに質問に行っていいですか?

あ、その場合、犬も

連れて行った方がいいですか?」

とメールを送ったら即座に返信が来て

「発情期の始まった犬を

合同訓練会に

連れて来てはいけません!」

 

・・・はっ!そりゃそうだあ~、

どうも私はこれ、

自覚している以上に

慌てているみたいだぞ・・・!

 

しかしこの訓練士さんは心優しく

また洞察力にも優れていらっしゃり

「あとで電話でお話しましょう。

そうすれば訓練会場に来る

Norizoさんの手間が省けますから」

 

さてそんなこんなで

今後の対策としては

・・・雌犬の発情期というのは

3週間続くものなのだそうですが

英国盲導犬協会の方針としては

『その3週間の間、家の敷地の外に

犬を出さない』が基本で

『最初の1週間は前庭を走らせたり

リードをつけて牧草地を歩かせたりする』

『次の1週間は前庭から出さない

(この週に雄犬とナニをソレするとと

子犬が出来る可能性が非常に高いので

注意の上にも注意を重ねねばならない)』

『最後の1週間はまたリードつきで

牧草地に連れ出してもよい』。

 

「とにかく犬を犬だけで外に出さないように。

常にそばに人間がいるようにしてください」

 

「人間側の一瞬の隙をつかれて、とか

やっぱりあるものなんでしょうか」

 

「自分の目が届く範囲に

常に犬を置いていれば大丈夫です。

万一どこからか雄犬が飛び込んできても、

雄犬がアーシーの背中に

のしかかる前にはお互いのニオイを

確認する手順がありますからね、

Norizoさんが間に

割って入る時間はあるものです」

 

・・・そうか、やはり私の役目として

そういう時は『間に割って入る』ことが

期待されているのか、えーとー、

発情した雌犬を前にして興奮した雄犬って

どれくらい理性を

喪失しているものなんでしょう?

 

「気のせいかもしれないんですが

そういえば最近、昼にアーシーを

庭に出しているとどこからか

他の犬の吠え声が聞こえてきて

それにアーシーが

応えていたんですよね・・・」

 

「これは本当にNorizoさんの

選択になるんですけど、

もしもご希望ならアーシーを3週間

盲導犬協会の訓練施設に

預かることも可能ですよ」

 

訓練施設というのは

アーシーが将来入学する

盲導犬訓練学校のことで、

『前もって施設の雰囲気に

慣れておくのも悪いことではない』

らしいのですが・・・うーん・・・

 

なんかそれはアーシーに

可哀そう、というか『悪い』気が

しちゃうんですよね、

犬の気持ちを人間の感情の物差しで

測るのは違うぞってことはちゃんと

わかってはいるつもりなんですが!

 

とりあえずまずは1週間、

アーシーと近所の馬鹿雄犬ども

(Norizoさんは過保護が行き過ぎて

雄犬全般に対し

攻撃的になっています)の

様子を見ていこうかと考えております。

 

いや、でも、これ、

想定していた以上に

心が揺れる事態ですね。

 

そうか・・・うちの子犬が

とうとう発情期か・・・

 

ということはもうアーシーは

『子犬』ではないということか・・・?

 

アーシーの汚した床を拭いて

心を鎮める今日この頃です。

 

 

ああ、我が家のカーペットが

元々うす汚れていて

本当に良かった・・・

 

それでこんな時に何ですが

我が家のスイートピーの新芽

一部成長し過ぎて最近自重に

耐えかねはじめたのですが

これ、どうしたらいいですかね

 

倒れてやがる、伸びすぎたんだ・・・!

 

「・・・これは外の鉢や花壇に

植え替えればいいだけじゃないの?」

と思われたそこのアナタ、

スコットランドはまだまだ朝には

強烈な霜が降りているんですよ

 

たぶんこんなナヨナヨした

新人、一発アウトよ

 

どうしたものかなあ、もう色々と

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