サッカーW杯2018、

本日の日本対ポーランド戦

(日本時間23時キックオフ)も

私は友人のポーランド人淑女と

観戦の予定です。

 

ゆ、友情を賭けた戦いがそこにはある・・・!

 

W杯開幕前、私がわが友に

「日本対ポーランド戦、一緒に観ない?」

ともちかけた時、

どちらも口にはしなかったものの

実際のところ我々双方の心に

「グループリーグ3戦目、

ポーランドにとってはきっと消化試合だろう」

みたいな気持ちがあったのは否めない。

 

いや消化試合は消化試合なんですけど

でもまさかこんな形の消化試合になるなんて・・・!

 

まあそんなわけで今回のW杯におけるポーランドは

なかなかに『ひどい有様(わが友のご夫君、

スコットランド紳士の評)』なんでございます。

 

ポーランドはFWにレヴァンドフスキという

ブンデスリーガの得点王を擁していて

W杯までは絶好調、ゲームのたび面白いように

ゴール数を伸ばしていたのですが

ロシアではもうまったくの鳴かず飛ばず。

 

「レヴァンドフスキが活躍した裏には

もう1人の選手の存在があってね、

その子がレヴァンドフスキと

コンビを組んでいたというか、

レヴァンドフスキはその選手と組んでこそ

真価を発揮できていたのよ。

その子ともう一人とレヴァンドフスキの

3枚看板でポーランドは点を取っていたの。

その子が故障から回復できなかったのよ・・・!」

というのがわが友ワルシャワの白バラの弁。

 

正直コロンビア戦のポーランド攻撃陣は

観ていてドキドキするほどにどうかしていました

 

わが友人のご夫君曰くポーランドは

「コーディネーション(協調、配置)が悪い」。

 

ポーランド対セネガル戦では

このサッカー好きのスコットランド紳士が

フットボールのいろはも知らない

わが夫(イングランド人)の

解説役を務めてくれたのですが

「コーディネーションとはどういうこと?」

 

「今のFKがいい例だよ、これから

スロー再生があるから見てご覧。

ポーランドにとっては絶好の得点機会、

というかここは何としても点が欲しいところ。

キッカーが球をクロス気味に上げたろ、

でもその球をポーランドの選手がなんと

2人も『蹴りに行っている』んだ、同じ地点に」

 

「あっ本当だ、最初の一人が球を蹴った後、

別のもう一人が後ろから来て脚を上げているね。

そうか、つまりこの選手は無駄な役を

引き受けてしまったということだね。

最初の選手がボールを蹴るって

しっかり周知されていたらこの選手は

他の役目を担えていたんだから」

 

「そう、そしてこれはFKの基礎の基礎。

相手にしてみたら

こんなに『怖くない』ことはないよ。

攻撃側の人数が勝手に

減ってくれるようなものだからね。

そしてポーランドはさっきからずっと

こんな形で試合を進めてしまっているんだ」

 

「そういえばこのFW(レヴァンドフスキ)が

セネガルの陣地に攻め上がっても

他の味方選手が近くに誰もいないね」

 

さっきの日本の試合ではボールを持った選手の

反対側や後ろを絶対他の味方選手が

走っていただろう?あれが正しい形なんだよ、

守る側にしたら次にボールがどこに行くか

いくつも予想を立てなくちゃいけないからね。

ポーランドはそれがまったく出来ていない。

FWが球を持って駆け上がって来ても

相手が一人ならDFが2人シュートコースをふさげば

それで大丈夫、怖いことなんてないんだ」

 

何だろう、このお茶の間サッカー教室は・・・

 

ともあれこのように世のサッカー観戦愛好家に

『ひどい』『最悪』『何も怖くない』まで

言われてしまっている

このたびのポーランド代表ですが

じゃあ日本が肩の力を抜いて

試合に臨めるのかというとそんなことはまったくない。

 

わが友ポーランド人淑女から

聞き及んだところでは

現在ポーランド国内は自国代表に対する

熱い怨嗟の声に満ちているらしいのです・・・!

 

ポーランドはね、本当に

前評判が高かったんですよ。

 

それだけに期待を裏切られた時の

国民の心の傷は深い、深すぎる。

 

このままムザムザ3敗して

帰国などしてごらんなさい、

選手だけでなくその家族、親類縁者一同

次の4年間は針のムシロに正座状態ですよ。

 

故にあっちにしてみたらもう

失うものなど何もないわけでございまして、

若手に経験を積ませるため大規模に選手を

入れ替えてくる可能性もありますし

そしてそれが功を奏しちゃうかもしれませんし

あと何が怖いってポーランドって

「グループリーグで敗退する時は

初戦と2戦目で負けるけど

3戦目は勝つ」という厄介な傾向があって

(2002年と2006年がそれ)

つまり相手は逆切れ中の

平教経みたいなものなわけですよ。

 

 

 

 

さらばおのれら、

グループリーグ敗退の供をせよ、

なんてことになったら

それはもう目も当てられませんよ!

 

安芸兄弟だって三十人力と

言われていたんでございますよ!

 

繰り返しますが日本代表は

良くも悪くも期待を裏切るのが信条、

故に応援する我々としては間違っても

「ポーランド戦は絶対勝てるし」

とか思ってテレビ前に座ってはいけない!

 

勝負事に絶対はないのです!

 

昨日の韓国対ドイツ戦を忘れるな!

 

皆様、固唾をのんでロシアの地に

声援を送ろうではございませぬか。

 

 

ポーランドはGKを代えてくるらしいですね

 

コロンビア戦・セネガル戦の

GKシュチェスニーは私の中では

日本代表の酒井選手と

『同じ箱』に入っていたのですが

 

(わが夫の中で西野監督と

安倍首相が同じ箱に入っているように)

 

思いがけぬ日本代表の躍進のせいで

生活に支障が出まくっているあなたも

サッカーには興味ゼロの孤高を貫くあなたも

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