タイトルの記号、

問題なく表示されているでしょうか

 

さてそんなわけで

我が家の前庭は順調に

初夏の賑わいを見せております。

 

 

6月に咲き誇る花々を

集めた一角がこんな感じ

・・・です。

 

これはスコットランドは

アバディーンにある

クラセス城(Crathes Castle)の

庭園の様子でございます。

 

 

フランスのモネの庭

「きれい、だけどここは南国だから。

フランスの気候はスコットランドのそれとは

まったく異なるから。だから我が家の庭が

こんなに美しくなれなくてもそれは

地理的に仕方のないことだから」と

余裕を持った気持ちで見て回れた私ですが

クラセス城、緯度は57度ですって。

 

・・・モスクワ(緯度55度)より北、は

庭の寒々しさの言い訳にはならなかったか・・・!

 

「どうして!どうしてバラが咲いているんだ!

我が家のバラはまだ

つぼみさえつけていないんだぞ!」

 

 

「南向きの壁の効果ですよ、きっと。

壁の色も黒めで

熱を維持する働きがあるんでしょう」

 

そんなわけでこちらの庭園は

立派な壁が周囲にめぐらせてありまして

・・・壁に囲まれた庭っていいですよね、

なんというかこう特別な秘匿感があって。

 

 

 

 

あと壁には絶対に

風除け効果もあると思うんです。

 

わが前庭のルピン

(Lupin、ルピナス)は

気が付くと茎がねじくれているか

土に倒れ伏しているかなのですが

この庭園のルピン君は皆

優等生らしく背筋真っ直ぐ。

 

 

それともこれは世話をする人間の

心のあらわれが云々とかそういう話?

 

一歩間違えると雑草扱いの花々も

整然と展開されることにより

立派な鑑賞花としての地位を確保。

 

 

・・・このお庭、専属の庭師さんが

いったい何人くらいいらっしゃるのでしょう。

 

ともあれ、北国の庭園として

クラセス城のお庭は文句なくお見事。

 

なんと申しますか

細部にまで気合がみなぎっている感じ。

 

 

庭園入場料は6.50ポンド。

 

お庭好きの方はぜひどうぞ。

 

 

しかしですね。我が家の前庭だって

バラはまだですけどね、

足下にはクローバーがすっかり

立派な花を咲かせていてよ?

 

 

クローバーって

こんな花がつくものなんですね・・・

 

 

謎の青い花も元気に増殖中

 

 

 

いいの、可愛いからいいの、

これは今年は私の『雑草リスト』には

含まれていない子たちなの

 

吸血虫ミッジ(Midge、

和名:ハイランドヌカカ)の襲来を受け

膝丈の雑草をはびこるにまかせている

ここ数日間の私に

諦めたらそこで試合終了ですよ、

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