わが前庭では現在

地面のあちこちから

硬く尖った新芽のかたまりが

顔を出してきております。

 

 

先日の雪がとけた頃から

目立つようになってきたこの子の素性を

今年の私は胸を張って断言できます、

この勇気ある健気な緑の小人の名前は

スノードロップ(Snowdorop、和名:マツユキソウ)

・・・あれ?違うかな?

 

(ガーデニング初心者の悲しさ)

 

この年末年始に帰省した

わが夫(英国人)の実家で

園芸談義になった時に

「私はスノードロップが好きですね。

わが前庭ではあれこそが

春の最初の花ですから」

と申し上げたところ、夫の父、

つまりわが義父(白色シュレック)が

「スノードロップは春の最初の花ではなく

冬の最後の花なのではないかね」

 

・・・そう言われますとあの子は確かに

雪が降ろうが風が吹こうがあまり構わず

花を咲かせる気質ではございますが

でもそれを言ったらスコットランドでは

普通にチューリップが満開になった

翌日に厳しい霜が降りたりもする訳ですし。

 

近頃は緑色のてっぺんに

眩しい白色も顔を出し始め、

私はもうワクワクが止まらない。

 

 

だってスノードロップが咲いたら

次はクロッカス、そしてスイセンと

春の三役が揃い踏みと

いうことになるんですもの!

 

 

こちらクロッカスとなっております

 

たぶんこれもクロッカス、の、はず

 

小さく可憐な白い花が開く朝を

指折り数えて待つ日々です。

 

 

『森は生きている』で

『4月に咲く花』とされていたのが

このスノードロップだと思うのですが

 

 

・・・そうか、ロシアでは

スノードロップの開花は4月か

 

・・・4月か!

 

スコットランドは

まだまだ恵まれているなあ

 

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