現在我が家にいるガチョウの数は

総数で8羽です。

 

えーと、ほら、13から5を引くと

答えは8になるものなのでございます。

 

不特定多数の皆様がご覧になるブログで

細かい描写は避けたい私のこのデリカシー、

まあ間接的な表現を心がけますと

現在ガチョウたちは私と夫(英国人)に対し

警戒心をむき出しにしております。

 

餌を見せても寄ってこない。

 

 

就寝時に小屋に誘導しようとしても

なかなか戸をくぐらない。

 

この間まで人の顔を見ると

ギャアギャア威嚇の声を上げて

己の力を誇示していた父君ガチョウが

草地の真ん中にすとんと座り込んで

自分の餌皿からカラスが餌をかすめ取るのを

ただぼうっと眺めている姿ときたらもう。

 

 

「まあなあ、『赤ずきんちゃん』の狼よりも

ひどい目を我々は彼らに見せたわけだしな」

 

「食欲が落ちてしまったのが心配ですね、

先日までは争うように穀物を食べていたのに」

 

ただ昨日、2羽(父君と母君)と

6羽(兄君と里子姉妹と若鳥3羽)を

同じ草地に放していたところ

彼らの間で何らかの話し合いが行われたのか

今朝からは全員が再び

食事時に食欲を示すようになりまして。

 

 

よかったよかった。

 

なお今回のガチョウ減算作業において

主な役割を果たした夫はしみじみと

「来年はガチョウのたまごを

もっと積極的に食べましょう。

そしてヒナの数を控えるようにしましょう」

 

「・・・そうか、そんなに大変であったか」

 

「母鳥1羽につきヒナは2羽くらいで。

うん、6羽なら何とかなる気がします」

 

現在も元気に我が家の庭先を

駆け回っている若鳥3羽については

引取り希望の声が出ておりまして、

彼らはペットとして

今後もらわれていく見通しです。

 

そんなわけで、2016年の

年越しガチョウ総数は8羽です。

 

 

父君ガチョウと母君ガチョウには

次の春アヒルを養子に

もらってもらう予定なので

(恐怖の托卵計画再び)

それを考えるとガチョウのヒナ数は

4羽くらいになるかもしれません

 

あの黄色いふわふわは眼福なんですけど

でもねえ、冬のこの結末を考えるとねえ

 

美味しいんですけどねえ

 

やっぱり可愛かった頃のことを

私も忘れられないですしねえ

 

人はこうして菜食主義への扉を開くのか

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