夫(英国人)の同僚女性と


公園を散歩した時の話の続き。





彼女は現在


忙しさのあまり最近の夕食は毎晩


スーパーで買ったパスタ、という状態で、


まあそこらへんの詳細は


昨日の記事をご覧ください。





一応仕事や家事の話のほかに


女同士ということで


恋の話などもしていたのですが


公園の芝生を横切る


カモの姿を見て彼女がいきなり


「カモの雄の3割は


同性愛者なんですって、


知っていた?」





いや・・・3割という


数字までは知りませんでした。





「ただ、雌とつがいになれなかった


雄鴨は、男同士でペアを組むって


話は聞いたことがあります」





その場合、縄張り争いなどでは


男女混合ペアよりも


男同士ペアは有利なのだそうです。





「カモだけじゃなく、


ペンギンもそうなんですって。


でね、3割っていう数字は


これは大きいわよね?


つまりカモやペンギンの世界では


同性愛はノーマルなことなのよ」





「はあ、なるほど」





「でね、同時にカモの世界では


男女間の強姦が日常なの。


『カモは一度ペアを作ると


生涯、相手を変えない』っていうでしょ?


それは半分は本当なんだけれども、


同時にそうした性犯罪も頻発していて、


で、最新の学説では(略)」





いや、私は夕暮れののどかな公園で


あんなしっかりとした


鴨の性社会学についての講義を


聴くことになるとは予想していませんでした。





彼女によれば鴨の世界で


強姦が盛んなのも


雌が基本的に一羽の雄だけを


特別な対象とみなすのも


元をただせば理由は同じで


それは雌の(略)。





・・・これを微に入り細に入りここに書くと


高確率で「この記事は


不適切な語句を使用しているため


ネット上に公開できません」措置を


アメブロから頂いてしまうと思うの。





つまりはそういうお話を


延々と薄暮の中うかがったわけです。





公園の反対側から


子供連れの家族や


若い男子学生の集団がやってきて


我々とすれ違うたびに彼女は


話題を変えました。





「大人の女同士の会話だから、


ああいう子の耳に入れるのは


ふさわしくないから、ね」





オウ、デリカシー。





しかしその繊細さと話題の豪快さは


どう君の中で両立しているんだい。





「だいたい食事を作る暇もないくらい忙しいのに


君は何をそんなに真面目に研究しているんだ」





「違うの、ほら、私、忙しいでしょ?


だから色々な欲求が自分の中で不満して、


たぶんその中でも性的な欲求不満


鴨の性生活研究に


ストレートに結びついたと思うのよ」





身もふたもない説明に思わず笑う私に


彼女は真面目な顔をして


「ね、私ちょっと危ないでしょ?


危ないわよね?


だから、お願いだから、


誰かいい人がいたら紹介して!」





彼女は仕事は非常にできる女性だそうです。






ちなみに鴨の同性愛カップルの話ですけど、


ペアを構成する男同士はどうやら


相手のことを


「毛色の違う雌」と認識しているらしいです





だから両方とも折を見ては


ペアの相手に乗っかろうとするらしいです





で、もちろん乗っかられた相手は


「何ふざけてんだお前」


と相手を自分の上から振り落とす





そして振り落とされたほうは


「ああ、僕の相手は恥ずかしがり屋で


こういう行為が好きじゃないんだな」


と納得している様子であるらしいです





私の鴨知識もなかなかだな





これは何の不満のあらわれなのか


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