そんなこんなで夫(英国人)と

わがバグパイプの今後について

語り合っていたとき、話の流れから

「そういえばさ、以前ブログに

『バグパイプ、最近真面目に練習しています』

みたいなことを書いたらさ、とある方から

『それにしても何故バグパイプ?

アイリッシュハープとかリコーダーとか

選択肢は他にもあるじゃないですか』

という内容のコメントをいただいたんだよね」


こちらの記事 のちび太様のコメントのことです)


(皆様いつもコメントありがとうございます)


夫は私の言葉を聞くと

「どうしてそこでアイリッシュハープ?

それはスコットランドじゃなくて

アイルランドの楽器でしょ?」


「そこは私もコメントへのお返事で

突っ込んでおいたところだぜ。

まあ、ケルト文化つながりなのかしら」


笑い飛ばす私に夫は真剣な顔で

「まあそこらへんは

笑って流せる範囲の話ですけど・・・

でもその人、大丈夫なんですか、

僕はその人のことが心配になってきました」


「おい、いきなりそんな、何がだよ」


「だってその人、君が

ハイランド・バグパイプのかわりに

アイリッシュハープを習えばよかったのに

と、そういうことを示唆なさったわけでしょ」


「・・・うん、まあ、そうだな」


「その人、大丈夫なんですか?」


「お前、何が言いたいんだよ、

私のブログを読んでくださる方に

失礼な発言は控えろよ、

奥歯に物の挟まった言い方は止せ、

ズバリと言え、ズバリと」


「だってアイリッシュハープでしょ?」


「そうだよ」


「君がアイリッシュハープを習う、

ということはつまり、君が

アイリッシュハープを弾くってことでしょ?」


「その通りだ」


「・・・その方、申し訳ないですけれども、

ちょっど何かを間違えていらっしゃいますよ、

君がアイリッシュハープを弾くなんて、

アメリカのブッシュ元大統領が

レオタードを着てトライアングルを

演奏するようなものじゃないですか!」


・・・おう待て、待ったらんかーい!


夫いわく、バグパイプは

あの演奏姿勢(直立不動)といい

音の大きさ(彼方の丘まで響く爆音)といい

その根底にある美学(戦場で兵団の

最前列に立ち根性で演奏を続ける)といい

私にぴったり!な楽器なのだそうで、

それにひきかえ

アイリッシュハープなんて貴方!

あれはバラと刺繍と恋文の世界

君という存在の対極に位置する楽器でしょ!

想像すると悪酔いしちゃうような

冗談は止めてくださいお願いだから!

という話なのだそうです。


「君・・・もしかしてブログでは

普段の君とは違う人格

装ったりしているんですか?」


「そんなことはしておらん!」


「えー、だってそれなら

その人がそこでアイリッシュハープを

思いつくなんて納得できませんよ、

さては君、実はブログに

詩とか書いているんでしょう!」


「書いていないというのに!」


というわけで、アイリッシュハープは

私には徹頭徹尾似合わない楽器だそうです。


・・・夫の言いたいことは

私も深く理解できるんですけど・・・


配偶者としてその断言もどうなんでしょう。



しかしブッシュ元大統領が

レオタードを着てトライアングル演奏って

それこそ想像したら

心が折れそうになったのは私だけですか


(どこからこんな形容を思いついたんだ夫も)


・・・そのレベルなの?

私とアイリッシュハープの取り合わせは!


アイリッシュハープは

その気になったら『弾き語り』が

出来るところが魅力ですよね


バグパイプは口がふさがっちゃうからなあ

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