『イケメン』という単語には
どうも今ひとつ
美学が感じられない私ですが、
先日もうこれは
『イケメン』以外の言葉では
形容するのが難しいな、という
麗しい殿方を目撃しました。
今春の英国は
小鳥の数が減ったと
一部で指摘されています。
昨年末の寒波の影響です。
あの雪と凍結を小さな鳥たちは
乗り切れなかったのではないか、と。
参考映像:
私の心のアイドル、コマドリ君
去年の12月の写真ですが
背景の寒々しさにご注目ください
そういわれると確かに
去年に比べてこの春は
朝夕の鳥たちのさえずりの音量が
弱々しいような気がしないでもなく。
ただ、我が家の台所から見える
雨どいには例年通り
今年もスズメ親父 が到来。
代替わりはした様子なんですが
今年もいつもの場所に
巣をかけてくれそうな感じです。
よかったよかった!
で、ここ数日間
スズメ親父とその配偶者の姿が
ちらちらとよく窓越しに見えておりまして、
先日も台所jの前にある木の枝の上に
茶色の小さな後姿があったので、
親父さんのほうかな、奥さんのほうかな、
と目を凝らしてみたら。
・・・何このイケメン。
何だ何だ、君みたいなハンサム、
これまでこの近所で目にしたことはないぞ!
と慌てて写真を何枚か撮ってから
夫(英国人)の愛読書
『バードウォッチャー必読本』を開く私。
たぶんゴシキヒワだと思うんですが、いかがでしょう。
ゴシキヒワの英名は
ゴールドフィンチ(Goldfinch)。
確かにこの翼の金色というか黄色が
お洒落の決め手の伊達男です。
英名だとこの『差し色』に、
日本名だと全身の色の『総数』に
命名の重点が置かれているところが
面白いのではないでしょうか。
しかし近所に新たなイケメンが
越して来てくれたことは
それはそれで嬉しいんですけど、
去年までよく窓辺に顔を出していた
アオガラ(Bluetit)君は
冬以来ずっとご無沙汰で・・・
もう少し暖かくなったら
帰ってきてくれたりするのでしょうか。
私は待っています。
それにしても
ゴシキヒワのこの配色は
見事の一言に尽きますよね
ブラック&ホワイトのカササギや
黒一色にクチバシだけ黄色、の
クロウタドリもお洒落ですけど
これだけ多くの色を使って
派手になり過ぎないところは見事
ピーコさんのファッションチェック、
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